2017年06月15日

ベルギー旅2日目(25) ホテルまでの長い帰途とカウントダウン

さてさて、あちこち封鎖されているせいで遠回りしながら何とかホテルへ向かう大通りへ出ることができました。自動車の通行は遮断され、歩行者天国状態なのですが、完全にイモ洗い状態。

人と人と人と人ととにかく人でぎゅうぎゅう詰めです。日本人としてもちんちくりんの私など完全に埋もれて前が見えません。下手すると頭上塞がれるレベル。それでも迂回路はないので、何とかこの人の塊が前に進むのを待つしかありません。でもこれが、進まないんだな…。

なんでこんなに人が密集して、しかも前に進まないかというと、なかなか頻繁に検問ポイントが設けられていて、ひとりひとり軍人さんによるボディチェック&荷物チェックがあるからなのです。いや最初はそれさえ全然見えなかったけどさ…。

何メートルおきくらいかなあ。100〜200メートルおきくらいにあるような気がしました。だからやっとチェックが終わって前に進んでも、またすぐ次の検問ポイントの大渋滞というわけです。

女性の軍人さんもいて、女性はそちらのレーンに誘導してもらえますが、数が少ないのでどちら(男性軍人さんレーンと女性軍人さんレーンね)に進んだ方が早いかっていうと、どっちでも変わらないくらいだと思います。私は別に男性の軍人さんでも構わんのですが、何となく誘導されるがままに女性レーンへ…。
必ず「ガラス持ってない?」って聞かれましたね。持ってない。最初眼鏡はガラスに含みますか?って思ったけど含まれなかった…。多分ビール瓶とかね、気にされてたんだと思います。

そんなこんなで、劇場からホテルまで長く見ても20分くらいで帰れると思っていたところ、1時間くらいかかってしまいました。
寒いし心細いしぼっちだし、だいぶん疲れてしまいましたが、警備のためですから仕方ありません。軍人さん、経路誘導のスタッフさん、お仕事お疲れ様です。ベルギーはEUの本部もあり、卑劣なテロの標的となったこともありますから渡白前は少し不安なところもあったのですが、特に首都ブリュッセルは厳重な警備体制が敷かれており、安心して過ごすことができました。
本当は厳重な警備なんかなくても安心して過ごせるような時代が来るのが一番ではありますが…、それはなかなか難しいでしょうね。
とにかく、多くの方の尽力によって、安全を保つ努力がなされていました。

そしてホテルのお部屋に戻ってようやく気付いたのですが、私のお部屋のすぐ前、ニューイヤーのカウントダウンの会場だった。

う、うるせー! 浮かれて騒ぎおってからにー!!
大音量で音楽も流されております。でも我が家(クソ田舎)の夏祭りの際のジャリども(イキってる中高生)のギャハハハハーみたいな馬鹿騒ぎに比べたら穏やかなもんでした。

そうこうするうちに0時がやってきました!
ドーンと音がして…

IMG_0439.JPG
花火ー!

IMG_0447.JPG

IMG_0451.JPG
なんかやたらショボい写真でスミマセン。iPhoneちゃんとわたくしの腕ではこの写真が精一杯でした。
実際より貧相な花火に映ってしまい各方面に申し訳ない…。

15分くらいかな。花火がテンポよく打ち上げられ続けました。
そう言っても、日本の夏の花火大会のような大輪の花火が次々打ち重なっていく、というような感じではないです。小ぶりの花火が単発か、多くても2,3発くらい重なってポンポンと打ち上げられる感じ。形が珍しいとか、途中で色が変わるとか、そういう変わり種系もないです。
なので小規模といえば小規模な打ち上げでしたが、こんな街中で花火が上がるとは思っていなかったのでなかなか面白かったです。

花火が終わると拍手が起こり、音楽もいつの間にか終わっていたので(花火の前に終わってたかも)、辺りには人の生み出す喧騒だけが残っていました。まー、うるさいといえばうるさいものの、奇声発声するアホとか爆竹鳴らしまくるアホとかはいなかったので穏やかなもんです(また言ってる)。
この間にお風呂に入りまして、就寝する1時過ぎにはその喧騒も殆ど治まっていました。
疲れていたのでぐっすり寝ました。


にほんブログ村ランキングに参加しています。
もしよかったら応援のポチをお願いいたします。1日1回まで有効です。


posted by 綾瀬 at 23:33| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2017年06月27日

ベルギー旅3日目(1) 朝…もとい昼のお散歩

3日目の朝が明けました。新年、1月1日であります。本日の夕方にはブリュッセルを出立し、次の街へ行きます。それまではブリュッセルの街を満喫しましょう!

てなわけで、前日にWittamerで購入したエクレアを朝ご飯代わりとし、荷物を預けてホテルをチェックアウトしました。てかねー、結構いいお時間です。多分11時頃だったかと思います。朝早く起きてきびきび活動するということができません…。いくら前日カウントダウンで夜更かしだったといえ……。旅先にいるのに勿体ないことですな!

IMG_0260.JPG
目的の場所に向かって、元旦のブリュッセルをお散歩します。

IMG_0262.JPG

IMG_0263.JPG
お昼近いので、クリスマスマーケットの屋台の営業中or開店準備中です。色んないい匂いがしております。

IMG_0264.JPG
更にお散歩中。噂のイロ・サクレ地区周辺です。メニューを大きく店外に掲示しているお店が多いです。

IMG_0265.JPG
更に更にお散歩中。重厚で年季の入った石造りの建物に、ネオンで店名の掲示というのが割りと定番のスタイルのようで、夜はかなり煌びやかでした。昼間はこんな感じだけどね。

IMG_0266.JPG
IハートBRUSSELS。
嫌いではない。このセンス。

更にお散歩を続けているうちに、壁画が見えてきました。

IMG_0269.JPG

アップで見ると!
IMG_0270.JPG
「タンタンの冒険」のタンタンさんじゃないですかー!
実際に本を読んだことはなくても、一度もタンタンの絵を見たことがないという方は少ないのではないのでしょうか。子供向けの冒険コミックです。日本でも刊行されています。
この「タンタンの冒険」の著者のエルジェ氏はベルギー人だそうで、ブリュッセルの街には「タンタンの冒険」をテーマにした壁画が何枚もあるそう(「タンタンの冒険」以外の壁画もあり)。
今回は訪問できませんでしたが、ブリュッセルには漫画博物館があり、そこにも勿論タンタンの展示があるようです。そして同じくこのブリュッセルにはタンタン専門店もあるらしく、いかにタンタンが愛されているかよく分かります。タンタンファンには必訪の街ですな!


にほんブログ村ランキングに参加しています。
もしよかったら応援のポチをお願いいたします。1日1回まで有効です。


posted by 綾瀬 at 08:09| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2017年07月02日

ベルギー旅3日目(2) 小便小僧さんに会いに

実はベルギーに来てからまだ、ワッフルを食べていません! 何たること!
なのでこのお散歩の道すがら、どこかでワッフルを買い食いしようと決め込んでおりました。しかしワッフル店は沢山あるのですが、微妙に営業中なのか準備中なのかよく分からない感じのお店が多く…。そもそも元旦だからお休みという可能性もある。

IMG_0271.JPG

じゃん!
紛れもなく営業中のお店を見つけましたよ。多くの種類があり、目移りしそうです。てかホイップクリームの量すごいな! イチゴの量もすごいけど!

IMG_0272.JPG

あれもこれも食べたいな〜と思ったのですが、イチゴとチョコレートがけのワッフルにしました。メニューに番号が振られていて、番号を言うだけで注文できるので楽ちんでした。
しっとりとしていて、みっちりと中身の詰まったタイプのワッフルです。お腹に溜まります。
このプラスチックのフォークでは切り分けにくく、食べるのにちょっと一苦労。でもチョコレートは甘すぎなくてくどくなくて、イチゴの酸味がいい感じに生地とチョコレートの中でアクセントになって、焼き立てアツアツでとっても美味しかったです! お店のおねいちゃんはこのベルギー旅で一番愛想無かったけどな…! ダルそうでした。

そしてこのワッフル屋さんのすぐ隣が、実はこのお散歩の目的地でした。ワッフルを買って店外に出るまで全然気付いてなかったけど…。

IMG_0273.JPG
じゃん!

IMG_0274.JPG
じゃじゃん!
ブリュッセルの顔役、小便小僧さんです!やっぱりブリュッセルに来たからにはこの方にご挨拶しなければ!
なかなか多くの民衆に取り囲まれております。ここだけ急に人口密度上がってるぞ。

IMG_0279.JPG
更にアップ。この日は服を着ていませんでしたね〜。滅茶苦茶衣装持ちであるというお噂はかねがね聞いておりますが、着衣姿はレアなようです。

ブリュッセルにはこの小便小僧さんと対を成す小便少女さんもいらっしゃるそうで、時間があれば話のネタに見に行ってみようと思っていたのですが、何だかんだとタイミングを外してしまい、ご挨拶に伺えませんでした。
何でも噂では、「うわあ…」みたいな印象を抱かずにはいられない、何だかちょっと生々しい感じの銅像だそうですよ。知人にも「うわあってなるから見た方がいいよ」と言われていたのですが、結局行けず…、今になってやっぱり無理を押しても話のネタに行けばよかったなあ、などと思っております。


にほんブログ村ランキングに参加しています。
もしよかったら応援のポチをお願いいたします。1日1回まで有効です。


posted by 綾瀬 at 11:57| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2017年07月06日

ベルギー旅3日目(3) ブリュッセルそぞろ歩き 気になる街並み・廃墟など

小便小僧さんに挨拶する・ワッフルを食べる、という2つの目的を果たしましたので、次の目的地に向かってお散歩がてらてくてくとそぞろ歩きをいたします。

IMG_0280.JPG
何かいい感じの曲がり角。蔦のような木の枝が反対側にまで伸びて建物を這っています。

IMG_0281.JPG
街灯部分のアップも。葉の色が明るくて、爽やかな街角でした。

IMG_0282.JPG
歩いているうちにとある教会の前を通りかかりました。後でGoogle Mapで教会の名前を調べようとしたのですが、それらしきものが見つからず…。こちらの教会の前を通りかかった時、丁度ミサ中だったようで、中からパイプオルガンの音色が漏れ聞こえていました。

近くにベンチがあったので、そこに座ってしばし休憩がてらその美しい音色をこっそり聞かせてもらいました。
私がそうしている間にも、住民と思われる方々が続々と教会の中へ入っていかれました。観光客が多く訪れるタイプの教会ではないような雰囲気です。
そのうちにミサが終わったようで、入り口が開いて多くの方々がどっと中から出て来られました。私は毎年元旦は寝正月で、初詣も早くて1月2日、遅ければそのうち気が向いた時(もはや松の内でない)というタイプの人間なので、それは信仰というよりはだらしない性格の問題かなーとは思うものの、ちょっぴりその生活態度を反省してみたり…。
今年はベルギー帰国の次の日に初詣行きましたよ。

IMG_0283.JPG
綺麗な聖歌を聞かせてくれてありがとうございました。

IMG_0284.JPG
街歩き再開です。美しい街並みだなー。写真斜めってるけどなー。

IMG_0285.JPG
こういう角の建物が大好き。窓の外の手すりも瀟洒でオシャレ。手すりの装飾が3階部分と4階部分で違うデザインなのもオツですね。

IMG_0288.JPG
また壁画がありました。私は数枚しか見つけられなかったけれど、本当はあちこち沢山あるみたいですよ。

IMG_0290.JPG
この、道の片側にずらーっとびっしり車が停まってる光景、いかにも西欧〜って感じがします。
ところでブリュッセルの街はちょいちょいちょっとした坂があって、この写真のように、すごくなだらかな丘をぐるっと回りながら登っていくような感じで道が作られているところが何ヵ所かありました。遠回りにはなるのかもしれませんが、傾斜がとっても緩やかなので歩くのは苦になりません。建物も道に沿って丸く作られてたり、円を描いて並んでいたりしました。

IMG_0291.JPG
そうこうするうちに廃墟が数棟並んでいるような一画に辿り着きました。廃墟と言っても治安の悪そうな感じはしませんが、何だかね、廃墟って心躍るワードですよね。
私は廃墟に入ったことはありませんが、廃墟を眺めるのは好きです。ここでどんな人が暮らしてたのかな、どんな出来事があったのかな、などと色々好き勝手に都合よくドラマティックな妄想ができるからでしょうねえ。家具や内装なんかが残されていて、そうしたものが窺い知れれば倍率ドン。
以下廃墟写真。

IMG_0293.JPG

IMG_0294.JPG

IMG_0295.JPG

IMG_0296.JPG

IMG_0297.JPG

IMG_0298.JPG
似たような写真いっぱい撮ってますね。
って、廃墟じゃなかったらどうしよう…って、今更思い始めました。


にほんブログ村ランキングに参加しています。
もしよかったら応援のポチをお願いいたします。1日1回まで有効です。


posted by 綾瀬 at 22:13| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2017年07月11日

ベルギー旅3日目(4) ブリュッセルそぞろ歩き 気になる坂とドアと窓

まだそぞろ歩き中です。向かっているのは、サブロン地区にあるノートルダム・デュ・サブロン教会です。

IMG_0300.JPG
建物の屋根が白化粧しています。でも雪が降った記憶はないので、多分霜だと思います。

IMG_0302.JPG
建物と建物の間の狭い小道。ここも緩やかな坂ですね。丸くないけど。直線的な坂の小道。

IMG_0303.JPG
こちらも坂。とっても緩やかな坂。突き当りは大きな丸い坂道です。つまりこれは、登るように円を描く大きな坂道へと続く直線的な小さな坂の小道。

IMG_0304.JPG
そしてお洒落な建物。年季の入った焦げ茶色のドアとその横の格子付きの窓と頭上に突き出したランプがたまらなく可愛い!

IMG_0305.JPG
ドアと窓のアップ。ドアや窓が可愛いのって本当に素敵。

IMG_0306.JPG
そしてこちらは少し近代風な趣のある建物の窓辺。時期が時期なので緑の勢いはやや控えめながら、それでもやっぱり窓辺に緑がある光景はいいなあ。樅の木は、緑の勢いの衰える冬にあっても元気いっぱい深々と緑色してますね!さすが常緑樹。

IMG_0307.JPG
お洒落なドアと窓の立ち並ぶ光景。この通りは本当に趣深い家々が立ち並んでいて、飽きずに何枚も写真を撮りまくってしまいました。こんな一画に住まいを構えて丁寧で上質な暮らしをしてみたい…けど何事もだらしなく指一本動かすのもめんどくさいと思っている私には丁寧で上質な暮らしなど夢のまた夢である。何の話か。いや、妄想想像は自由だからね。お洒落なお家でお洒落に暮らす自分の姿とやらを想像してみたっていいじゃんいいじゃん。

IMG_0308.JPG
やっぱりアップで撮ってしまったドアと窓。ドアの黒い鉄の装飾が目を引きます。はあ、本当に可愛い通りでした。


にほんブログ村ランキングに参加しています。
もしよかったら応援のポチをお願いいたします。1日1回まで有効です。


posted by 綾瀬 at 23:48| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2017年07月16日

ベルギー旅3日目(5) ノートルダム・デュ・サブロン教会 燃え上がるフランボワイアン

そうこうするうちに、見えて参りましたるは昨日道を間違えて遠目にお見かけしたノートルダム・デュ・サブロン教会です。

IMG_0309.JPG

来た道の方からパシャリと撮ったので正面では勿論ないです。全体がころんとして、でも尖塔が鋭角的で、何だか可愛らしいフォルム。ずらっと停められた車たちと電柱と標識が若干お邪魔…。

IMG_0320.JPG
正面はこちらですね。曲線と曲線を複雑に組み合わせた窓の飾り格子や破風の装飾、聖人の彫像含め、これでもかと隙間を埋める彫刻たち。グラン・プラスの市庁舎もこの建築様式でした。この様式、素敵なんだけど、隙間恐怖症なんか!?と問いたくなるほど、ある意味偏執的なくらいに張り巡らされた装飾に、何だかくらくらしてしまいそうになる時もあります(こちらのノートルダム・デュ・サブロン教会はそうでもないけど)。

IMG_0310.JPG
いや、今そうでもないって言ったけど、細部細部で見ていくと結構くらくらしそうだぞ…。
それはそうと、この写真に映っているような、側廊の外側にぽこんと突き出すように作られた礼拝室などの空間には何かロマンを掻き立てられます。霊廟だったりする場合も多いので、そうするとロマンが掻き立てられるなんていうのは不謹慎かもしれませんが…。ただ、多分、その目的のために作られた小空間、みたいなのが好きなんだと思います。

IMG_0312.JPG
装飾!装飾!装飾!!
中央ちょい上部、ハートっぽくなってるところが可愛いね。

この建築様式は後期ゴシック様式の一つ、フランボワイアン・ゴシック様式というそうです。
フランボワイアンというのは「炎が燃え上がるような」という意味だそうで、複雑な曲線と曲線が、その技巧的な装飾が、激しく燃え上がる炎を思わせることからついた名前だとか。日本語では火焔式ゴシック様式、などとも呼ばれるそうな。
中世末期、15世紀頃に始まった建築様式で、ブリュッセルだと他に、前述の通りグラン・プラスの市庁舎がこの建築様式です。(王の家もそうかと思ったのですが、あれはネオ・ゴシック様式とか、ゴシック・リヴァイヴァル様式とかいうそうです。む、難しい…)他には、モン・サン・ミッシェル大修道院やルーアンのサン・マクルー教会などが有名どころ。昔モン・サン・ミッシェルに行ったことがあるのですが、当時はあんまり様式を気にしていなかったので、自分で今有名どころなどと言っておきながらそれっぽいイメージが浮かんできません。浮かんでくるのはやっぱり海の中に浮かぶあの偉容の方ばかり。またもう1回行きたいなあ。

IMG_0313.JPG
それはそうと、側面、翼廊からの写真がこちら。なんかどーも、咄嗟にこちらの横長の方を正面のように思ってしまうのは(私だけかもしれない)寺社建築だとこっちが正面だからでしょうかねえ。

IMG_0315.JPG
むう困った。この横長の側面をきちんと一枚に収めた写真がありません。不覚です。こういう建築物は横長の全景も一目で見たいじゃんー!なのに何故ちゃんと写真を撮らなかったのか。多分全景が収まるところまで下がるのがめんどくさかったのだ。それ以外に考えられることは何もない。ほんの30秒ぶんくらい後ろに下がるだけでよかったのに。なんたる怠惰。旅先でも怠惰。指一本動かすのもめんどくさい。はあ。よくこのコンクリートジャングルで生きていけるもんだ。

IMG_0316.JPG
アップはアップで撮っており、それはそれでいいものですが。立ち並んだ破風が好き。

IMG_0317.JPG
聖人の像ですね。真ん中が女性で、左側が男性でしょうね。見れば分かる。

ところで、カトリック教国でしばしばお見かけするノートルダム教会。
ノートルダムはNotre Dameと書き、「我らの貴婦人」という意味で、聖母マリアを示しているとのこと。ノートルダム教会というのは聖母マリアに捧げられた教会なんですなあ。って、もしかしたら一般常識かもしれない。いや、知らなかったんですよ、私は…。折角知ったので書いておきます。


にほんブログ村ランキングに参加しています。
もしよかったら応援のポチをお願いいたします。1日1回まで有効です。


posted by 綾瀬 at 22:10| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2017年07月22日

ベルギー旅3日目(6) ノートルダム・デュ・サブロン教会 センター・聖母マリア

ノートルダム・デュ・サブロン教会に辿り着いた時、実は中では元日のミサが行われている最中でした。美しいパイプオルガンの音色が漏れ聞こえてきます。その音色の美しさを(勝手に)享受しながら外周をうろつき回る私…。

そうこうするうちにミサが終わったようで中からどっと人が出て参りましたので、そろそろ中に入っていいかなあと様子を窺うと、そこにいたおじさんに「どうぞどうぞ」みたいな手振りで入口を示されたので、内部を見学させてもらうことにしました(しかしおじさんは聖職者さんでも職員さんでもなさそうな感じだったが…。でもま、中へ入るとWelcomeと書かれたボードが設置されるところだったので、OKだったのでしょう)。

IMG_0319.JPG
これはまだミサ中、外周をうろついている時に撮った写真だったかと思いますが、入り口大きいなーと思って撮りました。身の丈の倍くらいまでドアがあるぞ。教会の入口って大きいところが多いですよね。

さてさて、フランボワイアン・ゴシック様式の聖堂の特徴として、天井のアーチが扁平なことやステンドグラスが華やかなことなどがあるそうです。こちらのノートルダム・デュ・サブロン教会も、大きく壮麗な薔薇窓が有名です。

IMG_0349.JPG
遠目より。
薔薇窓の手前には小舟の像が置かれています。これは14世紀、アントワープに住む女性がお告げに従ってマリア像を船に乗せてブリュッセルに運び、教会の庇護者に捧げたという伝承(故事?)によるものだそうです。

IMG_0350.JPG
少しアップに。

IMG_0351.JPG
更にアップに!救世主を抱くマリア様。
「我らの貴婦人」、聖母マリアを称える、本当に美しいステンドグラスです。

でもステンドグラスはこちらの薔薇窓だけでなく、というかむしろ殆ど全ての窓がステンドグラスです。

IMG_0322.JPG
二階部分から吊り下げられるような形で設置されたパイプオルガンを左手に見つつ。
一つ一つの窓がとても大きい。そしてその全てがカトリックの聖人たちを描いたステンドグラス。

IMG_0324.JPG
引きで撮ると白くなってしまうので頑張ってアップで。本当に色鮮やかです。ただ、アップで撮るとそれはそれで光の入り具合が何だかよく分からなくなってしまいますね。実物は、鮮やかかつ外から差し込む光に彩られて、本当に幻想的な美しさなのです。

以下、ステンドグラス写真を何枚か。

IMG_0325.JPG

IMG_0327.JPG

IMG_0347.JPG
窓の上半分にフランボワイアン様式の装飾が施されているのがよく見えます。

IMG_0359.JPG
引きの一枚。

IMG_0335.JPG
聖母に捧げられた教会だけあってこちらもセンター・聖母マリア。
青を基調としたステンドグラスは、聖母マリアを示す青い衣装からの着想でしょうか。思えば、全部ではないですが、青をベースに置いたステンドグラスが多かったです。


にほんブログ村ランキングに参加しています。
もしよかったら応援のポチをお願いいたします。1日1回まで有効です。


posted by 綾瀬 at 17:59| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2017年07月28日

ベルギー旅3日目(7) ノートルダム・デュ・サブロン教会見学中

引き続きノートルダム・デュ・サブロン教会を見学しています。

IMG_0329.JPG
パイプオルガンのアップです。天使たちの彫像が配されていて、しかも下から見上げる形なので天上を思わせる効果があるような気がしました。

IMG_0330.JPG
やや引いてみるとこんな感じ。周りをぐるりとステンドグラスに囲まれて、聖人たちに見守られているようです。

IMG_0331.JPG
身廊の中ほどにある説教壇です。説教壇って、重厚で荘厳で、何となく好きです。彫刻も偏執的なまでの細やかさというよりは重々しく、どっしりしている感じがある気がして。

IMG_0348.JPG
説教壇の上り口からのアップ(反対側の説教壇だったかも)。
自分が人生においてキリスト教の説教壇に上がることが絶対にないことが確定的だから尚更、神秘的で侵しがたく、関心を惹かれるのかもしれません。
ここから見る景色ってどんなものなのでしょうねえ。
いや、人前で喋るの苦手ですし人様に啓蒙したい思想も教義もないので、別に説教台に上りたいというわけではないのですが。

IMG_0332.JPG
高い高い天井。曲面の反りが浅く、それはフランボワイアン様式の特徴だそうです。

それにしても、ヨーロッパの教会の高い高い天井を見るたびに思います。

(天井の掃除どうやってんだろう…)
(電球どうやって替えるんだろう…)
(どうやって作ったんだろう…)

とりあえずこの中では2番目の、「電球をどうやって替えるか」問題について常々頭を悩ませています。LED電球にすることで電球を取り換える頻度もかなり減ったことと思いますが、まだ全ての教会にLEDが導入されているわけではなかろうし、そもそもLED以前の白熱電球時代の方が長いのだからその時代にはどうしていたことか…どうでもいいか…。

ところで、曲面天井やその屋根のことをボールトというらしいですが、日本語においては穹窿とかいう難しい単語が充てられているそうです。下手をすれば一生知ることのなかった単語のよーに思いますが、折角知ったのでここに書いておくこととする。

IMG_0337.JPG
クレッシュもありました。
やっぱり馬はいないですねー。最近知ったのですが、クレッシュには聖書の記述にもとづき、羊や山羊はいても馬はいないそうで、そうすると馬小屋という訳語が私のような非キリスト教徒に誤解をもたらしているに他ならぬわけで…だって馬小屋で生まれたって言われたら馬いたんだーって思うじゃん…じゃん……。

私はキリスト教に帰依することはないでしょうが、きちんと聖書を読んだこともないので、一回読んでみるのもいいかと思いました。知らなかったことがいっぱい書いてあるんだろうなーと思うと何だか楽しそうです。

あ、その際は日本語訳されているものでお願いしますねー。
こちとら母語たる日本語だってカタコトなんじゃい。

でもどっちかというと、ノアの箱舟伝説はイスラエル人のオリジナルの神話でなくシュメール人の神話を古代イスラエル人が取り込んだものである(という説がある)とか、そもそも中東の荒野で生まれたひとつの非寛容な宗教がこれほどまでに世界を席巻したのは何故かとか、そっちの方が興味ある気もしますけど。
イスラエルのような厳しい自然・地理的環境下において非寛容な一神教が誕生するというのは私にとってはいかにも分かりやすいことなのですが、それが中東よりも幾らかは自然環境の恵まれた(水・森林・農業に適した土壌などね)ヨーロッパに波及し、土着の多神教を駆逐していったというのが何とも分かりづらく…。
教義の分かりやすさと、権力者と結びつき擁護されたことがキリスト教の初期の発展に最も大きく寄与したことは間違いないと思いますが、はて。
そうやってキリスト教に駆逐されていった土着の多神教、にやはり駆逐されたそれ以前の宗教というのも面白そうです(ベルギーの次に行ったアイルランドにはそういう遺跡が残っているようです。見に行けなかったけど…)。
話がズレすぎなのでこの辺でやめておきます。

誤解する方はいないと思いますが、このブログはキリスト教に対して批判するものではありません。

にほんブログ村ランキングに参加しています。
もしよかったら応援のポチをお願いいたします。1日1回まで有効です。


posted by 綾瀬 at 19:31| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2017年08月02日

ベルギー旅3日目(8) 見どころいっぱいノートルダム・デュ・サブロン教会

引き続きノートルダム・デュ・サブロン教会を見学しています。

IMG_0339.JPG
またも写真が斜めっている上になんかボケてますが、ノートルダム・デュ・サブロン教会の内陣奥、アプス(後陣)と呼ばれる部分(だと思う)です。
この内陣の役割や定義は各種宗教宗派によって異なるようですが、いずれにせよ祭事の行われる神聖なスペースであることに変わりはありません。
煌びやかな演壇や祭壇、白い花や祭具が配された神聖な場所を、やはり色鮮やかなステンドグラスが取り囲んでいます。

IMG_0340.JPG
大きく壁面を貫くような縦長の窓。西洋の教会に行くといつも、何から何まで大きくて緻密で圧倒されそうになります。

IMG_0341.JPG

IMG_0343.JPG
ちなみにアップはこんな感じ。聖人や天使たちの姿が描かれています。

IMG_0344.JPG
アプスのステンドグラスの下部にあたる壁面にはこんな絵が描かれていました。画風が現代風ですね。
これを見て私は何故か、昔京都御所で見た絵の描かれた妻戸を思い起こしていたのでした。なんででしょうかね。全然似てないけど。

IMG_0345.JPG
磔刑像と、その下の絵はキリストの復活でしょうか。正面の絵は、多分受胎告知でしょうね。当たり前と言えば当たり前ですが至る所に宗教画が掲げられていました。

IMG_0352.JPG
これは幾つかあるチャペルのなかのひとつで撮った写真だったかと思います。
狭くて暗くて殊更に壮麗さを排したようなスペースに、わずかに取られた窓からそっと灯りが差し込み、ひとつだけ照明がぶら下がっているというのが気に入りました。
多分、こういうところでおつとめというか修行というか、神との対話に臨もうとした時、霊的な体験が引き寄せられるというのは分かる気がします。つまり一種のトランス状態になりやすいということですが。

IMG_0356.JPG
これはまた別のチャペルの小さなドーム。天上に近い場所にずらりと並んでいるのは教会の建設や維持に功績のあった名家の紋章でしょうか。

IMG_0358.JPG
紋章たちのアップ。私はアップを撮るのが好きである。
紋章学の知識があれば、この一枚からも色々と情報を読み解けるのでしょうが残念ながらわたくしには紋章学の知識はないのであります…。
なので見るだけ。ま、見るだけでも楽しいもんです!

IMG_0355.JPG
そのドームの少し下の部分の彫刻。聖母マリア…だと思ったのですが、矢を受けていますね。
カトリックには悲しみの聖母というテーマがあって、それは聖母マリアが生涯において受けた7つの悲しみを表すものだそうです。彫刻や絵画の世界ではしばしば、7本の矢や剣を受ける聖母の姿として描かれます。
なのでこの彫刻も、矢は1本だけですが、悲しみの聖母の像なのかもしれません。

さてさて、一通り見学させていただき、ノートルダム・デュ・サブロン教会ではかなり長い時間を過ごしました。

IMG_0328.JPG
祭壇の前に献灯できる場所がありましたので、私も小さい方の蝋燭を奉献させていただきました。


にほんブログ村ランキングに参加しています。
もしよかったら応援のポチをお願いいたします。1日1回まで有効です。


posted by 綾瀬 at 12:21| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2017年08月07日

ベルギー旅3日目(9) ブリュッセル市内交通 トラムに乗ってみた

ノートルダム・デュ・サブロン教会を見学し終わり、続いてブリュッセルセントラル駅近くにあるサン・ミッシェル大聖堂へ行くことにしました。教会2連チャンです。

んで…。

朝から歩き回り、ずーっと立ちっぱなしでしたので私は疲れていました。なのでトラムに乗ることにしました!
トラムの停留所は至る所にありまして、ブリュッセル市内の庶民の足として大いに活躍しているようでした。ノートルダム・デュ・サブロン教会を出てすぐの所にも勿論停留所あり!

IMG_0361.JPG
チケットは乗車時に運転手さんから購入しました。
わんたいむちけっとぷりーずと言うと、検札機に通してから渡してくれます。

チケットは事前に購入しておく方が少し安いのですが、トラムやバスに乗るかどうかその時まで分からなかったので事前に準備しておくのも面倒くさく、結局ベルギーにいる間はずっと運転手さんから都度購入していました。
自分にとって一番気楽な方法がいいですね。
確か1回券の事前購入は2.1€、車内購入は2.5€でした。

ブリュッセル市内の交通はトラム・バス・メトロ、共通券となっています。1回券で1時間の間、どれでも乗り放題(乗り込む時に都度都度刻印する必要あり)。5回券や10回券の回数券、ワンデイパス(ワンデイパスの他に24時間、48時間、72時間パスも。ワンデイパスと24時間パスの違いは何なのか…?)、などなど色々な種類があります。
メトロの駅ならどこも券売機がありますが、バスやトラムの停留所ではほぼ見かけませんでした。
なので沢山公共の交通機関に乗る!という方はどこかメトロの駅で目的に適したチケットを早めに入手しておくといいと思います。

トラムのドアは自動ではありませんでした。私が乗った時はボタンを押すと開くタイプだったけれど、開口部のゴムの辺りを触ることで開くタイプのドアもあるそう。

写真はありませんが(撮るの忘れた)、トラムの停留所には次のトラムの到着まであと何分という電光掲示板があり、路線図も分かりやすく掲示されていたのでかなり心強かったです。
知らない土地の公共の交通機関って、どこも独自の文化が発達してて(日本国内でも勿論!)、何だかいつもちょっと不安になってしまうのですが、ベルギーは概ねどこも分かりやすかったです。ゲントのトラム以外。

ゲントのトラムについては後にゲントの記事を作成する際、記述しようと思います。

IMG_0360.JPG
トラムから撮った写真@。

IMG_0362.JPG
トラムから撮った写真A。

実にどってこともない。
写真Aは前日に行ったロワイヤル広場の辺りですね。見切れてる騎馬像はゴドフロワ・ド・ブイヨン氏かと。

ブリュッセルセントラル駅近くのトラムの停留所までは、実に2、3駅くらいだったかな。とても近かったのです。これくらいだったら根性出して歩いてもよかったのですが、とにかく私は疲れていたし、寒かったし、座りたかった。
何ならずっと乗っていたかった。
でも所詮2、3駅くらいの近距離なので、あっという間に降りる駅にやって来てしまいました。
元気を振り絞って降りました。

そしてなぜかここで奇行を行ってしまったのですが、恥ずかしいのであまり言いたくありません。
言いたくありませんが言いますと、ブリュッセルセントラルのメトロの駅に行こうと思ったのです。そのためには1駅だけメトロに乗る必要があったので、「M」のマークを頼りにその辺の入口からメトロへと入っていったのですが、入ったその駅がブリュッセルセントラル(メトロ)駅だったのです

疲れていたんだと思います。
幸い、前述の通り、1回券は1時間以内なら乗り降り自由です。
自分が今いるのが目的のブリュッセルセントラル(メトロ)駅だと気付いたのは検札機に打刻した後だったのですが、降りる時は打刻不要なので、そのまま元来た入口(入口と言うか、過去の私にとっては入口でしたがその時の私にとっては出口)に向かったのでした。

なので打刻だけしてそのまま出て行った変な人となってしまったのでした。
しかしここが目的のブリュッセルセントラル(メトロ)駅なので、次なる、というか本来の次の目的地であるサン・ミッシェル大聖堂まではあとちょっとです!


にほんブログ村ランキングに参加しています。
もしよかったら応援のポチをお願いいたします。1日1回まで有効です。


posted by 綾瀬 at 22:45| Comment(0) | 16年12月ベルギー