2020年04月09日

ベルギー旅7日目(20) 危機一髪! 自業自得の滑り込み

目的の電車は50分後…。の予定だけど、Delayなうだから、そこからどれだけ遅れるかも分からない。かといって焦ったり苛々したりしても、状況を変えることなどできないのだ。ただ待つだけしか…。
というわけでそわそわしながら50分後の電車を待ちます。全ては自業自得。ちゃんと電車の時間を調べていなかった。インターネットは何のためにあるんだ? そのスマホ(ブルージュで割れた)は? iPad miniは? 使いこなせないなら宝の持ち腐れ。無能。無能綾瀬。ウッ…。

悲しみが押し寄せます。相変わらずそわそわドキドキして心臓に悪いので、少しでも心を落ち着けようと、私は「他人の失敗」を思い出すことにしました。さいてー!
同僚Aがやらかしたミスでピーーーの損失(私にも守秘義務があるのでこれ以上は)、同僚Bがやらかしたミスでピッピピピーーーーーーーの損失(私にも守秘義務が)、あれ? それに比べれば大したことなくない? 仮に私がここで飛行機に乗れなくたって、次の便の振り替えてもらうだけでしょ? 有償かもしれないけど、100万も200万もかかるわけじゃない。高くてもせいぜい10万くらいでは? そりゃ安い金額ではないけど、大人だから払えないことないでしょ? あれ? 全然問題なくない? 仮に今乗れなくたって! 最悪、今日が無理でもホテル取ってブリュッセルにもう一泊すればいいだけだし。あっ、でも帰国の次の日友達と京都旅行の予定だから、そこがずれるのはまずい。最悪、友達には先に行ってもらって後で追いかけよう。そしたら東京じゃなくて関空でもいいな。
などと、最低なことに同僚たちの数々の失敗を思い出しているうちに、私は本当に冷静さを取り戻したのでありました。最低過ぎない? でも何かヤバいことが起こった時、このクールダウン方法は今後も私に採用され続けるのでした。だって同僚たちのあれやこれなミスに比べたら私の大したことない、10万や20万で片の付く失態なんてマジで大したことない…。さ、最低だー!!

と、最低な人間性を美しいベルギーの地で改めて認識しているうちに50分が過ぎ、絶賛Delay中だった電車もほぼほぼ予定通りの50分後に到着したのでした。待っている間に冷静を取り戻した私はiPad miniで萩尾望都先生の王妃マルゴを読むなど余裕の態度を示しつつ、電車に乗り込みました。

行きと違って電車はかなり混んでおり、座れず。適当に端っこに寄り、王妃マルゴを読み続ける私。ま、50分でちゃんと電車来たしね。でもDelayの影響か、私以外にもそわそわしている人たちが結構いました。

そしてブリュッセルセントラル駅へ到着。停車する駅が多かったのか、予想していた1時間よりちょっと時間がかかって、所要時間1時間20分くらいだったかと。荷物を持って電車を降り(ヨーロッパの都市間特急って大体、電車の戸口のところが階段になっているから大変)、駅のホームを右往左往しながら空港行きの電車の発着ホームを探します。最初降りたところが間違えていて(何故間違えたかは最早覚えていませんが、焦って意味不明な行動をとっただけだと思います)、不安を覚えて電子掲示板のある辺りに戻り、改めてホームを確認。幸いなことに、私がホームに降りるとすぐに空港行きのICがやって来て、おかげでここでのタイムロスはほぼなし! 乗り換えに要した時間は、右往左往していた時間を含めて10分くらいだったかと思います。

とはいえ、油断はできない。もともとすげー遅れてんだ! まあ飛行機に乗れなくたって同僚たちのミスに比べれば大したことじゃないけどな! 最低! 私最低!!

結局、ブリュッセル空港駅に着いたのは、フライトの1時間40分くらい前でした。おお〜余裕! よかったじゃん! っていうほど、実は余裕じゃない。だってやっぱり、予測していた通り手荷物検査が混んでいる…。
この手荷物検査は空港に入るための検査なので、勿論中に入ったらこれとは別に出国前の手荷物検査もある。あまりに時間がかかるようなら係の人に頼み込んで先に行かせてもらうようにしないと…、と思いながら列に並びます。最後はもうそうやってお願いするしかないと思いますが、できるならそうはしたくない。何故なら英語でそれを伝える自信がなかったから…てか今思うと、それさえ英語で伝えらんないんかい! それくらい伝えられるだろ! 航空券見せてアイハブノータイムとか言っとけばいいだろ! と思います。

でも結局、ここも15分くらいで通過できたかな。ここまでくると大分本来の意味で心も落ち着いて、走ったりすることもなく穏やかな心地と態度でANAのカウンターへ向かうことができました。

んで、ANAのカウンターにやって来た私。間に合った! よかった! 全ては自業自得だ。海外でちゃんと調べ物をしておかないなんて、英語力のない私には死活問題だった。要反省である。でも、私を落ち着かせてくれた同僚たちよありがとう(最低)。

「ぼんそわー!」
間に合った安堵やら何やらでやたらと元気よく、カウンターにいた金髪白人のおねいさまに挨拶する私。

「こんばんは」
おねいさまは日本語でわたくしめに…。そうだよね、ANAのカウンターだもん…。ぼんそわーとか言った自分が急に恥ずかしくなる。恥ずかしがる必要はないと思うんだけどさ。

で、荷物も預けまして、出国前のセキュリティチェックも無事クリアして…って、私ここで止められてしまいました。ブーツに仕込んでたホッカイロ外すの忘れてたため。

間抜けである。
セキュリティチェックの係のおねいさま「これはなに!」※威厳のある言い方
あたくし「ホッカイロ」※どう考えても日本語商品名
おねいさま「なに?」
あたくし「ホットカイロ」※意味不明
おねいさま「あーうん…?」
あたくし「ホットカイロ」
おねいさま「……」
あたくし「ホットカイロ……」※携帯でホッカイロの英語訳を探そうとするもエジプトのカイロばかりが引っ掛かり、おねいさまに示すことができない

よく分かんないけどブーツを返却され、行っていいよと言われたので出国検査に進みました。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。もう二度と靴用ホッカイロを仕込んだまま飛行機に乗ろうとするような真似はいたしません。

と、若干のトラブルはありましたが、もう飛行機に乗り遅れる心配はない! あんまり時間はないけど、トイレに行ったりちょっとだけ免税店を覗いたりする時間もありました。

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なのでおビールを買ったよ。チョコも買った。
私は下戸なので、おビールは直近で会える(会えた)友達に配りました。

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これは売店などで見かける度に買っていたお気に入りのジュース。旅の最後の水分として購入しました。

んで、そんな買い物をしていたらいよいよ搭乗のアナウンスも始まり、私は懐かしい日本に向かって(ゆーて1週間くらいですが)旅立ったのでありました。直行便なので特にトラブルもなく、行きの飛行機で最後まで見られなかった「超高速! 参勤交代リターンズ」を見つつも、やっぱり頭が痛くなってきてしまったので途中で見るのをやめて後は寝ていました。
なのでこの旅でやり残したことは、「超高速! 参勤交代リターンズ」を最後まで見られなかったことですかね。

反省するべきことは他にも沢山、山ほど、まあ色々、ありそうですが。
とにもかくにも無事日本に帰って参りました。次の日からの友人との京都旅行も楽しみました!

ベルギーいい国でした。町並みは美しく、ご飯は美味しく、ひとは親切で、ご飯は美味しく、私の大好きな運河もあちこちにあり、ご飯は美味しく、治安もまあ、まあまあで、ご飯は美味しく、移動もしやすく、私の海外初ひとり旅は大いなる充実感を以て締めくくられたのでした。これに味を占め、この後ちょくちょく海外ひとり旅に出るようになってしまったわけですが。

ありがとうベルギー! 今回行けなかった地域も沢山あるから、またいつか行きたいな。私の海外初ひとり旅はベルギーで正解でしたかわいいかわいいかわいい


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posted by 綾瀬 at 21:52| Comment(0) | 16年12月ベルギー
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