2019年03月21日

ベルギー旅6日目(14) グルーニンゲ美術館から聖ヨハネ施療院の薬局へ

順番が前後しますが、グルーニンゲ美術館本館のことも少し書いておこう。写真ないけど……。

本館の方にも沢山の絵画が展示されていて、たとえばファン・エイクの「ファン・デル・パーレの聖母子」や「マルガレーテ・ファン・エイクの肖像」、メムリンクの「受胎告知」、ヤン・プロヴォーストの「磔刑」「最後の審判」など、じっくり時間をかけて鑑賞したい作品がてんこ盛りでした。勿論他にも沢山。

そういった中でも特に私が印象深かったのが、ヘラルト・ダフィットの「カンビュセスの裁判」という絵でした。
これ、どんな絵かと言うと、おっさんが足から皮剥ぎの刑に処されている絵なんですね〜〜〜…。
最初は状況が分からなかったので「なんで皮剥がれてるの? 戦争で負けたりしたのかな。おっさん可哀想」と思っていたのですがそうではなく、おっさんは古代に腐敗政治を行っていた裁判官で、それがペルシャ王のカンビュセス2世によって裁かれ、罰として皮剥ぎの刑に処されることになった、というストーリーだそうです。おっさんの自業自得。しかもおっさんの息子は、親父の轍を踏まないようおっさんの生皮をかけた椅子に座らされていたらしい。息子よー。ちなみにその様子も絵の中に描かれています。
で、これは公明正大な裁判を行いましょうという一種の戒めのために描かれるテーマだそうで、グルーニンゲ美術館に展示されていたこちらも元はブルージュの市庁舎の参事会室(裁判が行われる)に飾るために制作されたそうです。

この後もヨーロッパなどを旅している時に、この「カンビュセスの裁判」のテーマの絵をどこかで見かけたりしたんですよね。だから印象に残っているという。でも、どこで見たかは失念してしまった……。

と、色々と興味深い絵画を沢山見て満足したので、そろそろグルーニンゲ美術館を後にして次の目的地へ向かおうと思います。
次に行くのは聖ヨハネ施療院の薬局です! 聖ヨハネ修道院本体部分(=メムリンク美術館)を見た後、散々寄り道してしまいましたが今度こそ薬局を目指すのだ。

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で、写真が一枚もないのも寂しいので、薬局に向かう途中の道々の写真を何枚か。

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なんだかねえ、ゆったりしたスペースの取り方で、ゆとりがあっていいな〜と感じる。

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階段も可愛いし。

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雨が降ったり止んだりしていたので、足元に少し水たまりができています。
石造りの塀の向こう側にまた石造りの古い建物や漆喰塗りの白いお家があったりして、とっても可愛い。

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これはさっき見学してきた聖母マリア教会ですね。

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この橋は人気の(?)橋で、いつも人がいっぱいいた。単に交通の便がいいというだけかもしれないけど、でも、小さくて苔むした雰囲気があって、ゲートハウスみたいなのとも接続していて、可愛いもんね。
やっぱりブルージュは可愛い、お伽噺の街って感じです。


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posted by 綾瀬 at 13:58| Comment(0) | 16年12月ベルギー
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