ゲントの街のシンボルの時計塔とよく似た感じの時計の小塔が駅舎にも。
そして相変わらず大層美しい、駅舎内の宮殿のような装飾。
ここでブルージュ行のICの切符を購入。特に問題なく、自動販売機でクレジットカードで買えました。
ブルージュ方面へ向かうICはそこそこの頻度(20〜30分に1本くらいはあったかと)で通っており、適当に次に来た列車(ブルージュ行じゃなくて、ブルージュより北西にあるオステンド行だった)に乗り込みます。乗り換えなどもなく、簡単で分かりやすい路線です。
そして電車に揺られること…えーと1時間くらいだったかな。無事、ブルージュの街へ到着しました!
ブルージュの駅舎はゲントと違ってシンプル、そして駅前はこんなふうに何もなくだだっ広い。そんで駅前広場の片隅に、バスの切符売り場がありました。なんでそんな端っこに、肩身狭そうにして存在しているのか…と思いつつ、ここでブルージュの中央広場、マルクト行きの切符を購入。やって来たバスに乗り込みます。みんな同じバスに乗るので分かりやすい。
マルクトまではバスで15分くらいだったかな。そんなに遠くないです。
そして辿り着いたブルージュの街の中心部、世界遺産の一部でもある鐘楼です!
大分日も暮れて空が青黒く、そこにモノトーンで浮かび上がる鐘楼は足元の灯りとのコントラストもあって雰囲気があって素敵。
ブルージュは有名な観光地であることもあり、ゲントに比べると人が多い。ブリュッセルと同じくらいかな。飲食店や土産物のお店が多く、とても賑やか。
更に暮れていく街を、あちこち冷やかしつつ一旦ホテルへ向かいます。
今夜お世話になる宿はHotel Bourgoensch Hof。
よ、読めない。Expediaによるとホテル ブールゴンシュ ホフと読むらしい。ブルージュはやっぱりホテルの相場が少し高くて(って言っても、ベルギーは全体的にヨーロッパとしては宿代は安い方)、お得な宿を探していたところ1泊7、8000円くらいだったのでラッキー! と思って決めました。ダブルの部屋なので、もしひとり旅じゃなければひとり4000円とかよ。お得。スタンダードルームだったと思うけど、お部屋は広く、窓から運河も見えたしね。
Welcome飴ちゃんの置かれていたベッド。ダブルのお部屋だけど、マットレスはシングルのを二つ横並びに置いた形。
広い洗面所兼お風呂場。シャワーとバスタブは一緒だけど、私は旅先ではあまりバスタブに漬からないのでそこは最初からチェックポイントではない。
お部屋の窓から。何だか雰囲気のいい区画だと思いませんか!?
お部屋から見える運河。建物からこぼれる灯りがいい感じ。
もう一丁。
お向かいが飲食店のテラス席なので騒がしいかとも思ったけど、音は全然気にならなかった。
と、こんな感じでホテル自体は古いけどマルクトから近くで交通至便、水路に面していて雰囲気はいいし、水回りは使いやすくリノベーションされていて清潔で快適。リネン類も豊富に用意してくれていて、過ごしやすいホテルでした。
家族経営のようで、夜は玄関が閉まるみたいで、その場合の入り方も教わったんだけど
えー、そんな感じで無事ホテルへ落ち着きましたので、ちょっと休憩してから早速夜遊び…夜のブルージュを探検です!
周囲はすっかり日が落ちて真っ暗、でも金色の光があちこちで地上を照らしていて、いかにも観光地らしい浮き立った楽し気な雰囲気です。
ベルギー名産品、レースのお店。
照明に照らし出された天使の像。どちらの天使様か未確認。
運河の突き当りの更に奥に見える、あれは何の塔だろう。教会の尖塔かな。
運河沿いに建つ建物と、ライトアップの装飾を付けられた枝垂れる木。日の落ちた今では運河は完全に真っ暗で、地上にはあちこち明かりが灯っているのに飲み込まれるように暗い。なんか海苔みたい。などと思う私であった。
もうちょっと引きの位置から。こうして見るとライトアップが水面に写ってまた一段眩い。
でも少し外れると、やっぱり暗い。深夜、誰かを暗殺しようと思ったらこの暗闇は味方だなあ、などと誰かを暗殺する予定などないのに陰謀に思いを巡らせる。
地上の暗闇。照明もあるのに、暗いところはとことんまで暗い。何がどうというわけでもないんだけど、私が日常馴染んでいない闇の種類だと感じる。普段、日本で仕事帰りに深夜道を歩いている時は、こういう色の暗闇ではない気がする。
やや人の少ないところを歩いてきたので、また人が沢山いる小さな広場のようなところに出てほっと一安心。
はて、自分が今いるのはブルージュの街のどの辺りなのだろう。地図も見ず気の向くままぶらぶらしていたため、少しばかり方向感覚を失う。まあ、迷ったというほどのことではない。散策を続けながら夕飯のお店を探す。さっきお昼食べたばかりでは、というのは気にしないで!
次回も夜の探索を続けまーす!
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