2017年01月30日

ベルギー旅1日目(4) エレベーター特集と長かった1日

エレベーターの中にひとり閉じ込められてしまいました。「開」「閉」に該当するボタンさえあれば、私はすぐにこの空間から解放されるのです。でも、ないのです。だからドアは開きません。完。

と前回の記事で書きました。でも待ってほしい。完結しないでほしい。私の旅はまだ始まったばかり…ってまた打ち切り完結してしまう。

どうしようかなーと思いながら、CALLボタンを押してみます。無反応。そんな気はしてた。もう1回押してみます。やっぱ〜り無反応〜♪こんなことでは本当の緊急時にどうなってしまうのでしょうか。まあ私は勝手に勘違いして勝手に閉じ込められているだけだから緊急とは言えません。

とにかく助けを求めたところでどこにも繋がらないという世間の荒波に揉まれ、とりあえず私はぼーっと立ち尽くしておりました。
こうなったら誰かが外からエレベーターを呼んで、それに応じてドアが開いた隙に逃げ出すしかありません。って、そう覚悟を決めた15秒後くらいにドアが開きました。
外では母娘連れと思われる宿泊客が、エレベーターの到着を待っていました。ありがとうあなたたち。見ず知らずのあなたたちのおかげで私は狭い空間から解放されました。
勿論、向こうは私が勝手に勘違いしてエレベーターに閉じ込められていた間抜けだなどということは知りません。ごく普通に、エレベーターで降りてきた宿泊客に見えていたことでしょう。

とにかくそうしてグランドフロアに戻ることができました。そこで今度こそ正しいエレベーターの場所を探します。案内板が出ていたのでその前できょろきょろしていると、黒人女性が通りかかりました。彼女は一旦私の後ろを通り過ぎましたが、わざわざ戻って来てくれて「May I help you?」と…。
ありがたいことでございます。カードキーを見せて、エレベーターの場所が分からないと言うと、丁寧に教えてくれました。本当にありがとうございます。

IMG_0202.JPG
彼女のおかげで辿り着いたレトロ可愛いエレベーターです! 勿論カードセキュリティなんぞとは無縁だぜ。
ホテルの雰囲気に大変マッチしたこの古風なエレベーター、乗るだけでも楽しいです。まずボタンを押してエレベーターを呼びます。到着したら、ガッチャン、と音がして内扉が開きます。そうしたら↑の写真にも写っているドアノブでもって外扉を手で開けて、中へ乗り込みます。
IMG_0204.JPG
そして降りたいフロアのボタンを押し、待ちます。「開」「閉」に該当するボタンはありません! 日本人の感覚からすると結構な時間待ちます。「あれ? これってもしかしてなんかボタン押さないと閉まらない系???」と不安になり始めた頃、ようやくレトロな内扉が閉まります。
IMG_0205.JPG
↑閉まったところ。
そうしてゆっくりとエレベーターは動き出し、目的のフロアに到着するとまたガッチャンといって内扉が開きます。そこで再びアイアンの優美な外扉を手で開けて、外に出ます。以上、エレベーターの乗り方講習終了。
このエレベーターは大層気に入りましたので、事ある毎に乗りまくっておりました。3階(日本の4階)なんだから重たい荷物さえなければ階段でも行けるところを、待ってでもわざわざこのエレベーターに乗りました。だって楽しいもん!

そんなこんなで、日本の自宅からようやくベルギーは首都ブリュッセル、今宵の宿に辿り着きました。
広くて快適なお部屋だったのですが、疲れのためか携帯で撮った写真しかありませんでした。

image1.JPG
しかも荷物の写ったこの1枚のみ…。
でも奥の、少し階段を上がる、えーと正式名称が分からないんですが和室でいうところの「広縁」にあたるところ、とても可愛いです。ところで洋室の場合、この箇所の正式名称は何と言うんでしょうか。。。

さて、とにかくお部屋に辿り着きました。時刻は17時過ぎです。でも上の写真の通り、外は大分暗くなっています。ヨーロッパの冬の日は短い! ちゅーても日本も冬は日が落ちるのが早いですが…。
とりあえずブーツを脱ぎ、ベッドの上に転がります。今から観光というのはちょっとしんどいし、施設も閉まっているだろうし、少し休憩して周囲をお散歩して夕飯を取って、この日はそのまま早めに休もうと思いました。土地勘のない場所で、あまり夜歩き回るのも不安ですしね。

18時頃になったら動き出そうと決めて、だらだらと転がっていました。そういえば飛行機の中で酔ったりして、体調も万全というわけではなかったのでした。
気が付いたら19時半頃で、次に気が付いた時は22時頃で、その次に気付いた時は2時40分頃でした。

……。

この日はこのまま寝て、明日の朝6時くらいに起きてシャワーを浴びて、早めに観光に出かけようそうしよう!!
夕飯別にいいです。お腹減ってないし。いや折角の旅先での一食の機会を無駄にするというのは勿体ないことではあるのですが…。人間が一生に食事できる回数は決まってるから一回食事をとれないというのは多大な損失であるってパタリロ殿下も仰ってたし…。でももう何をするのもめんどいし。というわけでそのまま再び寝ることにしました。

記念すべき海外初ひとり旅1日目はこうして移動して寝て終わったのでした。
本当に寝てしまいました。
何もしませんでした・完
posted by 綾瀬 at 22:44| Comment(0) | 16年12月ベルギー
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