2020年05月04日

ベルギー旅まとめ よかったもの色々ベスト3

前回の記事でベルギー旅行の記事は〆にしようと思っていたんだけど何だか名残惜しいので(3年も書いてたからな…)、ベルギーを旅して見たり食べたりしてよかったもの色々私的ベスト3として記録しておくことにしました。本当はベスト3どころでなくどこもかしこも素敵だったのですが、敢えて言うならばって感じで。

行ってよかったところ
3位
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ブリュッセル。怪しすぎる人形劇場、Theater Royal de Toone!
怪しい…怪しすぎる…ふなっしーそっくりの大天使ガブリエル…虐殺される嬰児たち…大爆笑の場内……。
是非一度行かれることをお勧めします!!

2位。
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ブリュッセル。王立美術館−古典美術館。
フランドル絵画が心の底から堪能できる素敵空間でした〜。キモカワなキャラクター満載の堕天使の墜落始め、ブリューゲルが沢山見られて本当によかった! ただ年末で閉館時間が早かったため、全部を見ることはできなかったので是非また行きたいです!

1位。
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ゲント。聖バーフ大聖堂(神秘の仔羊)。
完全に好みなんですけど、私はこの大聖堂に展示されている神秘の仔羊に大変魅了されてしまったようで、いやーなんか、上手く説明できないんですけど、とにかくよかったです。神秘の仔羊。さすがゲントの至宝!


食べてよかったもの
これは決めるの大変! ベルギーはとにかく何食べても美味しくて、美味しくて、あああ思い出すだけでまた食道楽の旅に出たくなるぅぅぅ〜〜〜〜exclamation×2exclamation×2
でも無理やり決めます。

3位。
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ワッフル。
ふわふわさくさくのブリュッセル・ワッフルは日本ではあまりお目にかかれないタイプでまた食べたい。

2位。
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小エビのコロッケ。
美味い…美味いんだよおおお!! 日本でも食べたいよ! でもこの味は日本ではなかなかお目にかからない…ベルギー料理専門店とか行けばいいのかな? 海産物のダシが効いてて、とにかく美味いんだよおおお!!!

1位。
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チョコレート。
王道ですが。プラリネ。写真はチョコレートラインというお店のです。プラリネってこんな美味しいものだったんだ! って思い知らされた。ベルギーの実力を見せつけられた。力こそパワー。チョコレートの王よ。崇めよ。奉れよ。

それにしても美味しいものが多すぎてムール貝が入らなかったぞ…。フィッシュスープもワーテルゾーイも絶品だったのに…。

買ってよかったもの
この頃の私は、贅沢は敵だー! という考えが強く(海外旅行行くくせによく言うよ)、欲しいお土産があっても我慢することが多かったです。今? もうあまり我慢せず買ってる。だってもう二度と行けないかもしれないし。今買わずしていつ買うのか。
で、話を戻してこのベルギー旅行では、あまりお土産を買い込まなかったのですね。なのでランキングするほど持ち帰れていないので、ゴブラン織りの小物と、美術館の解説書を買ったことがよかったと記すにとどめておきます。ゴブラン織りのおっきいバッグ買っておけばよかったよー。はあ。

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これはゴブラン織りのポーチたち(床に置いててすいません)。可愛い。ああほんと大きいバッグ〜〜〜!!! 欲しい〜〜〜!!!

と、3年経っても買わなかったことを後悔しているくらいなので、やっぱり欲しい物は買うべきなのです。しょ、所得! ついてきて!


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posted by 綾瀬 at 20:03| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2020年05月10日

シンガポールふたり旅 0日目(1) こんな旅の計画

順番的にはベルギー旅行の次はアイルランドなんだけど、ヨーロッパちょっと続くな〜と思ってアイルランドを飛ばし、先にお友達のBちゃんと一緒に行ったシンガポール4泊6日旅行のことを書こうと思います。

1日目:移動
2日目:街歩き
3日目:USS
4日目:リバーサファリ&ナイトサファリ
5日目:エステ、街歩き、のち移動して空港野宿(エステからの野宿とは)
6日目:帰国

という旅程でした。お互い夏季休暇を利用し、8月中旬に行って参りました。ホテルはずっと同じグランドパークオーチャードホテルにお世話になり続けました。
私とBちゃんは多分同じくらい体力がなくすぐ休憩したがり、Bちゃんには申し訳ないですが多分同じくらい英語ができないと思われ、似たり寄ったりの二人です。
二人ともリア充寄り観光スポットに対する関心が薄いのも似ています。なので結構定番の観光スポットに行っていないという……。

飛行機はデルタ航空利用でした。
往路:17:35成田発、0:10チャンギ着
復路:05:50チャンギ発、14:25成田着

お友達との海外旅行はなかなか日程が合わず計画倒れに終わることが多いのですが、今回は実現できました! とっても楽しかったよー(長音記号1)exclamation
ご飯も美味しく、アクティビティも充実していてシンガポールは楽しい国でした。またいつか行きたいね。

でも、Bちゃんには迷惑かけちゃったんだよねバッド(下向き矢印) 私に挽回する機会をおくれ……。


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posted by 綾瀬 at 18:53| Comment(0) | 17年8月シンガポール

2020年05月17日

シンガポールふたり旅 1日目 移動だけです

というわけでお友達のBちゃんと夏休みを利用してシンガポールに出発します。なんでシンガポールにしたかと言うと、以前一度シンガポール旅行の計画を立てていて流れてしまったので、そのリベンジということなのですが、薄々私気付いていたのですけど、多分一度立てて流れてしまった旅行の計画はシンガポールじゃなくてマレーシアだった気がしますね。します。はい。もう太古の昔のことなので記憶が定かでありません。
気にせずシンガポールへ出発します! 私も大概荷物が多い方ですが、Bちゃんも結構多かったです。似たり寄ったり。

恐らく初利用のデルタ航空で成田からシンガポールへ向かいます。夕方の便だったのでスケジュールゆったり。

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旅立つよ〜。空港ってテンション上がる!

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こんにちはデルタ航空よろしくね。
機内食は2回出ました。

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何だろうこれ、ホワイトシチュー的な? 覚えてない、ごめんなさーい。でも美味しくなかったら恨みがましく覚えているはずなので、覚えていないということは美味しくいただいたということかとexclamation

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2度目の機内食。チキンカレー的な感じかな! こっちも覚えてないんかーいですが、まあチキンカレーにはずれはないかとexclamation

そんな感じで機内食を楽しみにしつつ私は機内で爆睡をかまし、7時間半ほどの空の旅はあっという間に終わったのでした。

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何だかあっという間に到着したような気がいたします。特にトラブルもなくさっさと入国。到着時間が遅かったので、空港からホテルへはタクシーを利用しました。

お世話になったグランドパークオーチャードホテルのお部屋の写真を何枚か。綺麗で清潔で、冷房の効きなども不便なく良いホテルでした。二人には十分な広さのお部屋だったしね。

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お部屋に入るとこちらのチャンネーの写真が私たちを出迎えてくれたわけですが、なんとなくチャンネーのアーティスティックなオーラに圧倒されるBちゃんと私であった。

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水回りも綺麗で広く使いやすい。

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出前一丁があった!! ということで出前一丁を発見したところで、夜も遅いので就寝。
観光は翌日からですかわいい


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posted by 綾瀬 at 22:28| Comment(0) | 17年8月シンガポール

2020年05月23日

2/22 マチネ 新国立劇場バレエ団「マノン」

珠玉のマノンでした。


芸術監督:大原永子
音楽:ジュール・マスネ
編曲:マーティン・イェーツ
振付:ケネス・マクミラン
美術・衣装:ピーター・ファーマー
照明:沢田祐二
監修:デボラ・マクミラン
ステージング:カール・バーネット、パトリシア・ルアンヌ・ヤーン

指揮:マーティン・イェーツ
管弦楽:東京交響楽団

マノン:米沢唯
デ・グリュー:ワディム・ムンタギロフ
レスコー:木下嘉人
ムッシューGM:中家正博
レスコーの愛人:木村優里
娼家のマダム:本島美和
物乞いのリーダー:福田圭吾
看守:貝川鐡夫


ワディム・ムンタギロフの客演が決まって、すごく楽しみにしていた公演でした。久々に奮発してS席わーい(嬉しい顔)

その期待に違わぬ素晴らしいマノンでした。上演後、1階席は納得のスタンディングオベーション。
無垢な米沢マノンのどうしようもない死、力強さもなくただ一途な、それ故にマノンを破滅させるムンタギロフのデ・グリュー…。また何度でも見たいと思う舞台でした。

米沢唯さん演じるマノンは、本当に無垢でピュアなマノンでした。無垢であるがゆえに善悪もない、ただ彼女がその時その時で素敵だと思ったものを選んでいく。その瞬間瞬間の結果として、デ・グリューの手を取りながらGMの宝石や毛皮に心を惹かれ高級娼婦になって、でも追いすがるデ・グリューを拒絶することもできずに両方のいいとこどりをしようと浅はかな企みをし、逮捕されて流刑地へ送られて看守に弄ばれて、ルイジアナの沼地に彷徨い死ぬしかなくなってしまう…。
無垢すぎて、故に道徳からもかけ離れたモラルの欠如した存在であるマノン。でも、彼女は自分が選択するべき場面では自分自身で選択しているな〜っていうのは感じました(例え兄レスコーのそそのかしがあったとしても)。デ・グリューの手を取ったのもマノン、彼を裏切ってムッシューGMの愛人になったのもマノン、デ・グリューを捨てきれず彼と行く道を選んだのもマノン、ルイジアナの沼地に逃げることを選んだのもマノン……。
自分自身の人生を自分自身で選んでいくというのは20世紀以降の女性の描き方だと思います。たとえ結果が破滅だとしても。
自我が乏しく状況に流されていくだけのように見えながら、マノンって決してそうじゃないのがとても魅力的なキャラクターだと思います。米沢さんのマノンは本当にどこまでもピュアで、だから破滅していくしかないというのが心底納得いく感じで、素晴らしいマノンでした。1幕、デ・グリューと寝室でイチャイチャするマノンは本当に幸せそうで可愛いし、2幕、男たちに傅かれて娼館の女王然と振る舞うマノンは良い意味で下品というかもうとにかく自信あふれる高級娼婦って感じで、一方でデ・グリューを捨てきれずに揺れるところに可憐さもあるし、3幕、流刑地の寄る辺なく頼りないマノンは守ってあげたくなるような魅力に溢れていて、とにかく素晴らしかった。沼地のパ・ド・ドゥでは、マノンは生きることを放棄しているのでなく、生きようとしているけれどどうしてももう生きることができないという命の抜け出していく弱々しさを感じて、まあマノンだから自業自得ではあるんだけど可哀想で応援したくなりました。デ・グリューと生きたかったよね、マノン…。
ワディム・ムンタギロフのデ・グリューは素晴らしい当たり役でした。長身、長い手足、ノーブルな佇まい、とバレエのヒーロー役にはぴったりで、とにかく華やか。バレエのデ・グリューは学生という設定で、金持ちのボンボンでもないし王子でもないし剣に秀でた騎士でもない。何にもない。最初から、マノンへの愛しか持っていない。それで、その愛を胸に身を引くということができないんですよね。愛人という道が道徳的に見て悪の道、というのもあるけど、マノンを金持ちの愛人としての社会的成功者の座から引きずり落としてでも自分の愛を受け入れさせたかった。それって本当に彼女への愛? 自分自身を愛しているだけでは? と、私は思わないでもないのですが、その一途さがデ・グリューの魅力なのは間違いないと思います。
ムンタギロフ演じるデ・グリューは、一目見た瞬間からマノンに熱烈な恋をしてしまって、どうしたってその火を鎮めることができない。みっともなく追いすがって情けない姿を晒してでも彼女を取り戻したい。それでレスコーの脅しもあり、彼女を取り戻したい一心でろくでもない企みに加担してしまう…。彼も可愛そうだけど、マノンを破滅に追い込んだのは間違いなく彼自身ですよね。デ・グリューの愛がもう一段高いところにあったら同じ結末にはならないはずです。彼がマノンを自分のものにしておきたいという欲望を抑えることができていたら。まあしょうがない。人間の感情なんて何でもかんでも理性的に処理できるものではないでしょうから。
米沢さんとムンタギロフさんのパートナーシップは本当に素晴らしく、マノンとデ・グリューの間に、この二人でなければこうならないという化学反応のような関係が生まれているようでした。

長くなってしまったのであとちょっと駆け足で。
レスコーの木下さんは単体で見るとよかったのですが、デ・グリューと絡むと体格差もあり、デ・グリューが負けてしまうのがちょっと不自然に感じる……。あと酔っ払いヴァリエーションンのところは持ち前の(と思われる)端正さが出ていたので、もっと崩して酔っ払い度が高くてもよいかも? と思いました。レスコーの荒んだ感じはよかったです。
レスコー愛人の木村さん。木村さんはニューイヤー・バレエの時の海賊のメドーラが正直私的にイマイチだったので、もしかしたらあんまり好きなタイプのダンサーではないのかなと思っていたのですが、レスコー愛人すごく良かったですよ。純クラ演目よりドラマティック演目の方が映える方なのかもしれないなあと思いました。艶やかで華があり、レスコーを好きな気持ちや、横暴なレスコーに「ちょっと〜」と思っているところなんかもよく伝わって来て、演技も踊りもよかったです。
あと、ムッシューGM役の中家さんと看守役の貝川さん。これらの役は役が役なんですが、おふたりとも体格が良いのもあってか、立っているだけで目を引き寄せられる華のある存在感でした。

はあ、マノンよかったなあ〜。見てから1ヶ月以上経ってしまいましたが(どころか3ヶ月…)、何度も反芻してしまう。マノンのお気に入りシーンは1幕の寝室のパ・ド・ドゥと3幕の沼地のパ・ド・ドゥ、あと瀕死のマノンの前に彼女の人生にかかわった人々の幻覚が走馬灯のように入れ代わり立ち代わり現れるというあのシーンなのですが、そのお気に入りシーンのどれもこれもが素晴らしい出来で、本当に大満足でした。
マノン、近いうちにまたやってほしいなぴかぴか(新しい)



posted by 綾瀬 at 15:29| Comment(0) | 雑記・バレエ