

キンキラキンな広間の全体はこんな感じ。こうして見ると、天井が木造で茶色なので、あんまりキンキラキンな印象ではないですね…。まっ、実際行くと写真で見るとでは大違いなので(私が写真撮るのが下手くそ過ぎるだけという説もあるが)、ブルージュに行かれる方は是非実際市庁舎を訪れてみてほしいです☆ ☆付けちゃう。
こちらの豪華絢爛な広間はゴシック広間と呼ばれて、現在も市議会の式典や集会などで使われているそうです。
反対方向も。
演説台代わりの(?)…何て言うんだろう、ハイ皆様壇上にご注目ください、みたいなスペースがありました。本当にそのためだけのごく狭いスペースですが、こんな所でビシッと演説を決められたらさぞ気持ちよさそうです。私は上がり症だから無理だけど。
天井はこんな感じ。リブ・ヴォールト様式です。天井近くまでぎっしり描き込まれた壁画も綺麗です。
扉のアップ。扉の上部の立体彫刻と、金色をよく活用した壁画のコラボレーションがとってもゴージャス

床の花模様っぽいモザイクもとっても可愛い

壁画、というか壁に飾られた絵画? 何のシーンか分からないけど大勢の男女と風にはためく旗が描かれていて、出陣とか凱旋のシーンかなあと想像。
扉その2。色合いが可愛いんだな〜などと見ていて思う。グリーン調の茶色に朱色っぽい赤の差し色(クリスマスカラー…?)が落ち着いているけど華やかで、細く入れられた金色も効いている。と思う。
窓のアップ。また逆光で真っ暗〜〜〜

でもステンドグラスの美しさはかえって分かりやすいかな。ポジティブシンキング。円を多用した幾何学模様が大変可愛いではありませんか

色合いも、濃い色がなくて淡いのに鮮やかで、とっても綺麗

十字軍っぽい武装のおふたり。
武人だけでなく、文官(?)や玉座付きの王様っぽい人や、女性陣もいる。実際、何世紀くらいの装束なんだろう? 向かって一番左側の女性の三角帽子はよく童話などで意地悪な王妃とかが被っているエナンという円錐形の帽子ですね。
エナンを被っている女性のアップ。
この帽子って詳しいことはよく分からないみたいですが、ゴシック様式の服飾で、14〜15世紀頃に主にフランス以東で流行したようです。特にブルゴーニュ地方ではよく流行り、ってことは当時はフランドル地方はブルゴーニュ公領だったはずで、このベルギーの地でも大流行していたのではないかと思われます。
よく見ると(よく見なくても)人物の左側に文字が書かれています。描かれている方のお名前っぽい。この女性はマリア・ファン・ボー・ゴーンジュ???とお読みすればよいかな??? 分かんないけど…。よくよく見ると(別によくよく見なくても)壁画に描かれている人物全員お名前が書かれているみたいですね。ブルージュの有力者の皆さんの肖像なんですね。
ちょっと話がずれましたけど、エナンを被っているということはやっぱり14〜15世紀くらいの服装の方々なのかな。本当の中世の時代ですね。後世の豪奢なドレスもいいですが、この時代のドレスも綺麗でいいですね。ハイウエストで可愛い

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