2019年09月05日

ベルギー旅7日目(8) 豪華絢爛☆市庁舎見学(1)

先ほど広場から外観を眺めていた市庁舎の内部を見学します。
この市庁舎がね〜、もうほんとすごかったexclamation
何がすごいって、豪華絢爛。キンキラキン。どれくらいキンキラキンかと言うとブログ記事のタイトルに豪華絢爛☆とか☆を付けちゃうくらいぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

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ここはロビー。まだそんなキンキラキンではない。

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ここもロビー。キンキラキンではないが滅茶苦茶凝った彫刻の施された扉。

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窓。逆光で真っ暗・笑
これもキンキラキンではない。紋章入りの硝子がSo Cuteだったので撮ったるんるん

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ロビーにあった、格子で閉ざされた通路とランプのアップ。ランプ可愛い黒ハート ランプってどの国のどんな様式のものも大抵すごく瀟洒で可愛くて、神はランプをこのようにおつくりになったのだなという気分になる。とか急に一神教ぽいことを言ってみる。まだキンキラキンではない。

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格子の向こう側。Private ONLYな空気を放っておりますが、この通路にも沢山絵が飾られていて素敵だな〜って思う。勿論まだキンキラキンではない。
どうでもいいけど、見学を終えて帰る時、明らかに一般観光客と思われる人が格子を開けて中へ入っていくのを目撃しました。
えっ、ここ入っていいところなのかな…。周囲にも一瞬ざわつきが発生して、近くにいた別の観光客グループが入っていこうとしてやっぱやめるところも目撃しました。
なお最初に入っていった方々(ご夫婦だった)は、私が見ているうちには戻って来ませんでした。
結局、入っていいのかいけないのかは謎のまま……。

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レセプション付近の様子。まだキンキラキンではない。どなた様の肖像画か存じ上げませんが、こういった大きな肖像画があちこちに飾られていたのです。

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レセプションの横に階段があって、メインの見学場所である広間などへ続いています。これは昇ったところから撮った写真だけど。段々キンキラキンの気配がしてきたぴかぴか(新しい)

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じゃんっexclamation×2
どうです、絢爛ではありませんか!!

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天井付近の壁面のアップ。沢山の紋章たち。紋章の中の一部のパーツや、周囲を取り巻く蔦植物などが金色で描かれているので本当にゴージャス☆☆☆(☆付けちゃう)
しかも金色は一部だけではないのです。

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室内に足を踏み入れた瞬間、思わず圧倒されるほど辺り一帯に金色が配されていて、写真だとやっぱ分かりづらいんですが、視界に黄金のベールをかけられて、そのベール越しに室内を見ているような感覚さえ生じるほど黄金exclamation ゴージャスexclamation キンキラキンexclamation×2 でした。

窓から入ってくる光によってますます眩く黄金に輝いて、「黄金の茶室…」と思ったものです。でも昔博物館で、黄金の茶室を再現したコーナーにお邪魔したことがあるのですが、黄金の茶室って光が入らなくて、四方八方を黄金で囲われていても意外と暗く、渋い蔭のある黄金の輝きに満ちていました。いぶし銀の魅力と言うか…。黄金の茶室も豪華絢爛ではありますが、このブルージュの市庁舎の絢爛とは種類が違いました。

とりあえず、「黄金の茶室」より、明るくて軽やかな絢爛さを持った広間でした。黄金の茶室も市庁舎も、どちらも目が眩むほど輝いているのは確かなのですが。

そんでもって、この広間が絢爛なのは金色の彩色だけが理由ではなくて、金色以外にカラフルに色付けされた沢山の壁画たちが壁をびっしりと埋めているのも大きいかと思いまするんるん
次回の記事でもこちらのゴージャス☆な広間の見学を続けますぴかぴか(新しい)


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posted by 綾瀬 at 23:25| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2019年09月10日

ベルギー旅7日目(9) 豪華絢爛☆市庁舎見学(2)

前回の記事の続きで、キンキラキンぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)な市庁舎を見学しています。

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キンキラキンな広間の全体はこんな感じ。こうして見ると、天井が木造で茶色なので、あんまりキンキラキンな印象ではないですね…。まっ、実際行くと写真で見るとでは大違いなので(私が写真撮るのが下手くそ過ぎるだけという説もあるが)、ブルージュに行かれる方は是非実際市庁舎を訪れてみてほしいです☆ ☆付けちゃう。

こちらの豪華絢爛な広間はゴシック広間と呼ばれて、現在も市議会の式典や集会などで使われているそうです。

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反対方向も。

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演説台代わりの(?)…何て言うんだろう、ハイ皆様壇上にご注目ください、みたいなスペースがありました。本当にそのためだけのごく狭いスペースですが、こんな所でビシッと演説を決められたらさぞ気持ちよさそうです。私は上がり症だから無理だけど。

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天井はこんな感じ。リブ・ヴォールト様式です。天井近くまでぎっしり描き込まれた壁画も綺麗です。

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扉のアップ。扉の上部の立体彫刻と、金色をよく活用した壁画のコラボレーションがとってもゴージャスぴかぴか(新しい)
床の花模様っぽいモザイクもとっても可愛いかわいい 色合いも可愛いね。

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壁画、というか壁に飾られた絵画? 何のシーンか分からないけど大勢の男女と風にはためく旗が描かれていて、出陣とか凱旋のシーンかなあと想像。

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扉その2。色合いが可愛いんだな〜などと見ていて思う。グリーン調の茶色に朱色っぽい赤の差し色(クリスマスカラー…?)が落ち着いているけど華やかで、細く入れられた金色も効いている。と思う。

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窓のアップ。また逆光で真っ暗〜〜〜あせあせ(飛び散る汗) まあ室内から窓を撮るんだから逆光も当然。
でもステンドグラスの美しさはかえって分かりやすいかな。ポジティブシンキング。円を多用した幾何学模様が大変可愛いではありませんかるんるん 特に上部の変型スペード(みたいなの)を3つ円周上に配置したようなところが変わっていてお気に入り。左側の変型スペード(仮称)が最初、月のように見えました。
色合いも、濃い色がなくて淡いのに鮮やかで、とっても綺麗ぴかぴか(新しい)

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十字軍っぽい武装のおふたり。

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武人だけでなく、文官(?)や玉座付きの王様っぽい人や、女性陣もいる。実際、何世紀くらいの装束なんだろう? 向かって一番左側の女性の三角帽子はよく童話などで意地悪な王妃とかが被っているエナンという円錐形の帽子ですね。

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エナンを被っている女性のアップ。
この帽子って詳しいことはよく分からないみたいですが、ゴシック様式の服飾で、14〜15世紀頃に主にフランス以東で流行したようです。特にブルゴーニュ地方ではよく流行り、ってことは当時はフランドル地方はブルゴーニュ公領だったはずで、このベルギーの地でも大流行していたのではないかと思われます。
よく見ると(よく見なくても)人物の左側に文字が書かれています。描かれている方のお名前っぽい。この女性はマリア・ファン・ボー・ゴーンジュ???とお読みすればよいかな??? 分かんないけど…。よくよく見ると(別によくよく見なくても)壁画に描かれている人物全員お名前が書かれているみたいですね。ブルージュの有力者の皆さんの肖像なんですね。

ちょっと話がずれましたけど、エナンを被っているということはやっぱり14〜15世紀くらいの服装の方々なのかな。本当の中世の時代ですね。後世の豪奢なドレスもいいですが、この時代のドレスも綺麗でいいですね。ハイウエストで可愛い黒ハート


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posted by 綾瀬 at 22:22| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2019年09月16日

ベルギー旅7日目(10) 豪華絢爛☆市庁舎見学(3)

更に引き続き、豪華絢爛☆な市庁舎を見学中です。

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暖炉もある。

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長テーブルと椅子もある。
暖炉の上部の装飾も王冠みたいでゴージャスです。

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前回の記事で書いた演説スペースの下部に掲げられたタペストリー…かと思ってたけど違うかな? 木か紙かな? 分かんないけど、市民憲章的な? 議員心得的な? 何かが書かれているところのアップ。って分かんないことばっかじゃねーか! 自分で突っ込んでしまう。
まあ格好良いからいいです。

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梁(っていうかリブ)の部分の付け根。

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付け根にいるおっさんと馬のアップ(ひどい言い様)。おっさんは馬の引く橇に乗っている模様。狭そう。おっさんの服装からして、神話上の人物でしょうか。
リブは天井を支える重要な骨組みであると同時に装飾性を発揮できる要素でもあり、特に時代が下るにつれ、より装飾のためとしてのリブとなっていったよう。

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天井のアーチの頂点と壁面が交差するところのアップ。右と左で葉っぱの種類が違いますね。きっと何か意味があるんだろうなあ。何の葉っぱか分からないけど…。
そしてここにもおっさんがいる。装飾に紛れて一瞬見逃しそうになりますが、聖職者っぽい服装のおっさんが壁際というか天井際というか、丁度接続部にぴたっと横たわっておられます。

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再び全体を。
沢山飾られた絵画、部屋の上半分を殆ど全て埋める勢いの壁画、立体彫刻の組み込まれた暖炉、扉、繊細なステンドグラス。随所に配された金色のおかげで全体に黄金にけぶるような室内にこれらが設えられ、とにもかくにもゴージャスで、一種の気風のようなものを感じます。これがブルージュの粋かな、とぴかぴか(新しい)

で、こちらの市庁舎ですが、このバロック広間に附帯する小部屋があって、そちらは展示スペースになっていました。

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こんな感じで、ブルージュの街に関する資料が沢山。

次回はその展示室の様子を書きまーす。
ちょっと短いけど今回はこんな感じで。


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posted by 綾瀬 at 23:14| Comment(0) | 16年12月ベルギー