教会が先なのか運河が先なのか分かりませんが、聖母教会の形に沿うようにぐるりと周囲を巡る運河をボートはのんびり進んでいきます。
そうこうするうちに今度は聖ヨハネ施療院、今はメムリンク美術館になっている辺りにやって来ました。
ここにも水路に直接出られる階段がありましたよ! こういうの見る度に何とかの一つ覚えのようにテンションが上がる私でした。
更にボートは進んで、ここが運河巡りの折り返し。白鳥たちが沢山いる、愛の湖公園です。もう一度言いますが、
愛の湖 公園です。
愛の湖
だから何だってこともないですが。ボッチで愛の湖公園でボートに乗っている私の身にもなってください。
えー、この公園の近くにはベギン会修道院があり、時間があれば見学したいと思っていたのですが結局時間切れで行けなかったんですよね。残念。今度またブルージュに行くことができたら、その時は絶対訪問したい。
このベギン会修道院というのは13世紀にフランドル伯夫人の支援によって設立された、女性の生活支援のための互助会的な施設だったようです。女性がひとりで生きていくことが困難だった時代に様々な事情を抱えて行き場をなくした女性がここへやって来て、互いに支え合って生活したり、仕事の職務技能を身につけたり、といったことをしていたそうです。
ここブルージュ以外にもベギン会の修道院は西ヨーロッパに何箇所かあるらしく、まとめてフランドル地方のベギン会修道院群として世界遺産に登録されています。あ〜行きたかったぁ。
ボッチのままなすすべなく白鳥に取り囲まれる我ら(ボッチなのは私だけかもしれない)。
というわけで最終目的地を過ぎまして、ブルージュを大きくぐるっと巡ったボートはゆるゆると出発地点へと戻っていきます。
鐘楼が見えてきて、街の中心に大分戻ってきました。
ボートには小一時間くらい乗せてもらっていたように思います。あー楽しかった。もっと乗っていたい。ブルージュに行って運河巡りしない人はあまりいないかもしれませんが、御伽の国のようなブルージュの街をとっても堪能できるので、本当に運河巡りはおススメです(*^-^*)
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