さて、前回の記事で聖ヨハネ施療院の薬局の見学を終えまして、ぷらっぷら歩きながら次なる目的地、聖サルバトール大聖堂(救世主大聖堂)へ向かいます。
上の写真は薬局の近くの建物…というか、ここも薬局の一部かな? 建物が入り組んでいるのでどこからどこまでがどの建物なのかいまいち外に出ると分かりづらい。付近の建物同士、何となく調和のとれた外観のところも多いし。
と、まあ頭の悪い発言は置いておいて。
市壁の中とは言え、小さめのトラックなら中に入ってこられます。大型トラックは無理なところが多そうですが…。引っ越しとかあると大変だな。
そんでねえ、この立ち枯れた背の高い樹木なのですが。何の木か分からないけど、私はヨーロッパの秋とか冬とか言うとこの立ち枯れさ加減をすぐに想起します。なんでかなー? 分かんないんだけどさ。
ただ、細い枝が数えきれないくらい分かれていて、それらが真っ直ぐ上に向かって伸びていて、幹自体があまり太くなく、全体的にどこか白っぽくて、葉っぱが一枚も残っていない…というこの立ち枯れさ加減が何とも言えず欧州の秋冬って感じがするのです。欧州って言っても特にフランスとかイタリアとかのイメージかな。
勿論日本の立木も冬には立ち枯れる(のもある)けど、色合いとか佇まいとか、全然違う気がするのよね。
などと思いを馳せつつテクテク歩きます。大きめの通りから一本入ると、こんなふうに両側を煉瓦の壁に囲まれた小路になっていることが多いです。この道は少し広めだけどね。人がすれ違うのが精いっぱい、っていう本当に狭い小道もあちこち延びていました。夜闇の中だったら暗殺者とか出てきかねないような。誰が私を暗殺するんだって感じですが。
もうちょっと広めの道だとこんな感じね。
さてさて、そんなことを考えているうちに目的の聖サルバドール大聖堂が見えて参りました。ブルージュの街は結構見所が固まっているので大体歩いていけるのが便利です。勿論、ちょっと外れているところにも面白そうなものは色々ありましたが(そして時間が足りず見に行けなかったりもしたが)。
また同じような写真を撮ってしまった…。
そしてまたアップ(塔の)を撮ってしまった…。
1枚で済ませられない貧乏性。つくづくデジカメの時代で助かります。フィルムとネガの時代だったらこんなに気安くほいほい撮れない。
内部の見学は次回の記事で!
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