ロッカーと言っても無料だったので、横着せずに気付いた段階で取りに行けばよかったのですが、
さて、こちらのグルーニンゲ美術館ですが、ファン・エイクやメムリンクらの貴重な絵画が収蔵されている、フランドル絵画好きには必見の美術館です。
それにね、何といってもね、ボス(ボッシュ)の「最後の審判」があるんだよ〜〜〜!!!
ボス大好き! ボスのことは前にこの記事とかで少し書きました。グルーニンゲ美術館に来た一番のお目当てもボスの「最後の審判」! チケットを買った時、受付のおねいさんからボスの絵は別館の方に展示されていると教えてもらいました。
んで、こちらのボスの「最後の審判」ですが、どうも真贋の決着はついてないみたいです。あれっ。
ボスの「最後の審判」はウィーンの美術アカデミー付属美術館にも収蔵されているみたいですし、ググったりした時もどちらかというとウィーンの情報の方が多いような…?
ま〜〜〜しゃーない。真作でなくて模写だとしても、議論の余地があるくらい秀逸な模写なわけで、であれば十分鑑賞の価値ありでしょう!
というわけで本館(写真無し)を見学した後、早速別館に足を踏み入れます。
お部屋に入ると、何だかモノクロの絵が飾られていて…? えっモノクロ? 最後の審判が?
やっぱりモノクロ! えっどういうこと? 混乱するわたし。
まあモノクロでもイカしてるよ君ら。
どういうこと? 最後の審判ってモノクロだったの? いやそんなことあるはずない。じゃあここにあるのはやっぱり模写? 模写にしてもモノクロってどういうこと? 何???
と一頻り混乱しつつ、次のお部屋へ進みます。
じゃーん!!
あるじゃんフルカラー!
というわけで、モノクロの方はまあ演出として展示してあったわけだと思います。最初モノクロしかないかと思って焦ったよ。って我ながらその真贋というか区別というか、判断もつかんのかいって感じですが。
モノクロでもイカしてたけど、やっぱりカラーもいいね。化け物たち。
相変わらずとってもイケてる図案だな〜と思う。私がこの右側の悪魔だったらさ〜、人間の踊り食いなんてキモいからちゃんと捌いてほしいなって思うだろうなって思ったんだけど、あんまり深く想像したくなかった。
お馴染みムール貝の悪魔が右端に。
おどろおどろしくてエキセントリックでグロテスクでちょっとプリティーなボスの悪魔たちにうっとりです。画家の想像力ってすごい。楽しい。本当によく思い付くなあ。素晴らしいなあ。
別館の方は人も少なくて、私ひとりでじっくり鑑賞できました。
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