2019年02月16日

ベルギー旅6日目(9) 聖母マリア教会を見学(2)

柱。

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こちらの教会もとても天井の高い造りですが、その天井付近の装飾が可愛らしかった。こうして改めて見ると壁や柱が真っ白で、何とも清らかで聖母に相応しい美しさに思えます。

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引いて撮るとこんな感じー。壁面がこんなふうに白いから外から入ってくる光が反射して明るく感じられるのかな?

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壁に古い時代の壁画がそのままありました。

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アップ。天使…かな? 違ってたらすみません。起源を9世紀にまで遡る古い教会ということで、古いものも修復後の比較的新しいものも、色々な時代のものが丁寧に保存されていました。

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柵の向こう側は、多分玄室…というか霊廟、かと思います。丁度棺が収まるくらいの大きさのスペースが設けられ、周囲を煉瓦で囲われているという。ちなみに柵の中は入れます。

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そしてひとりひとりがお休みになる煉瓦造りの石室(という表現で合っているだろうか?)の内側には、それぞれキリスト教モチーフの絵が描かれていました。上の写真だと天使ですが、髑髏とかもあったような…(ちょっと記憶が曖昧)。素朴なタッチながらどれも違う絵で同じものはひとつもなく、ここで眠る方を思って心を尽くして描かれたんだなあと感じました。

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これはまた別の石室(仮)の絵。表情に言い知れない魅力がある。

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あった! 髑髏の絵。全体はもう残っていないみたいで発掘された一部分だけの展示&絵自体がだいぶ薄れてしまっているというのはあるのですが、近くで見れば髑髏というのはよく分かる。でも、死後の眠りの場所で髑髏の絵というのはどういう意味合いなんだろう? キリスト教的に、あるいはこの時代的に一般的な発想だったのかな? 現代日本人の感覚からすると、ちょっと不思議な感じはする。

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他にもお祈りをするためのスペースがあったりするんですが、真っ白な漆喰が何だかんだで落ち着く感じ。白にあまりリラックスできるイメージはなかったんだけど、この教会はそんなこともなく、何となく温かみのある白に感じる。

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あとはこれも霊廟の壁に設置されていた石板だったかな。聖母子と、拝謁する聖職者っぽい(?)人々。天使も後ろにひとり(?)いるかな。最初は東方の三博士の場面かとも思ったけど、人数足りないし違うよね。もしかしたらこの教会の責任者やパトロンを描いたパネルかな〜、とか勝手に想像。真相は不明。下に記されている文章はラテン語でしょうかね?

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こちらはまた大分印象の違う祭壇部分。宗教モチーフのステンドグラスをバック(幾何学模様のステンドグラスだけでなく、やっぱり宗教モチーフのステンドグラスも外せないわけですな)に、これでもかというほど緻密な文様が壁面を埋め尽くす。

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おや?

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神秘の仔羊いたー! 犠牲の仔羊だー! なんか馬面である。
白くてシンプルな落ち着きあるスペースも素敵だけど、こういう隙間恐怖症なの?と言いたくなるほど余白を残さずびっしりと文様や装飾で埋め尽くすこのキリスト教美も私は好きです。ちょっとしたスペースにこうしてキリスト教的モチーフ(や、そうでないものも)取り入れられているのを見つけると何だか得したような気分。

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そういえば、天井は基本白いんだと思っていたんだけど、改めて見ると天井画も描かれていたようです。もう殆ど消えて失われてしまって、かすかな痕跡以外には何も分かりませんが、結構多くの色が使われていたみたいです。
往時には、結構派手派手しい色遣いだったかも?



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posted by 綾瀬 at 15:34| Comment(0) | 16年12月ベルギー