動物や雪だるまなどを象った可愛らしいチョコレートたちが所狭しと並んでいる。勿論大人向けのシンプルなチョコレートも。
んで、これ…、何屋さんなのかよく分からなかったんだけど、お菓子屋さんかなあ? 生首置いてあったので撮った。恐怖のティーパーティーか? たくさんのお菓子(作り物か、商品サンプルかも不明)たちと、生首。
人通りが多い通りを目指した、と言っても当社比(どこの当社か)であり、そんなに人が多いというほどではない。まあ明るいし、視線の範疇に誰もいないということはないから多少安心しては歩ける。
鐘楼ベルフォールトのある、マルクト広場へ戻ってきました。
鐘楼のある建物の1階部分はデリ(ていうかスーパーマーケット?)になっている。ベルギーでは歴史のありそうな建物が普通に日常使うスーパーなどの施設として商業利用されているのをあちこちで見かけた。ベルギーでは、というかヨーロッパではごくありふれた景色かもしれない。日本でも、歴史的建物をレストランや喫茶店として利用する試みは結構あるけれど、それはそれ込みの雰囲気や歴史を楽しむためで、特にそういう目的でないスーパーマーケットみたいなのに利用することはあまりないと思う。木造と石造の違いでどれくらい後世に建物が残りやすいかという希少性の違いや、電気・水道設備の導入のし易さなどの違いがあると思うけど、古い建物をこういう何てことのない商業施設に利用できるのはいいな〜と思う。ミスマッチと言えばミスマッチかもしれないが…。
そんなこんなをしつつ、いい加減お店も閉まり始めてきているので、目に入ったレストランへ入店。そんなにお腹が減っているわけではない、しかし今を逃すと深夜お腹が減って睡眠に集中できなくなることは目に見えている、という微妙な空腹加減。いやあんたゲントから持ってきたパンがあるでしょ、という気もしますが、折角ベルギーにいるのでなるべく色々なところでちゃんと食事をしたい!
入店すると、コワモテのおじさまが迎えてくれまして、「食事する?」と。「軽食のみだけどいいか?」と聞きつつ、無事席に通してもらえました。かなりもうお酒タイムの雰囲気だったので、営業していても食事は出せないって言われるかもしれないと思っていたので、最初に向こうから聞いてくれて助かった。
お酒タイムのムーディーな店内(暗い)で注文したのがこちら!
小エビのクリームコロッケです(*'▽')
超 美 味 し い
クリームコロッケの周りにも小エビたちがふんだんに振りかけられておりますが、中身のクリームにも勿論海老は含まれていて、これがすっごくいい出汁が効いていて、でも当たり前だけど味付けは日本風じゃなくて、ほんと別の食文化圏って感じのハーブや香辛料の味、風味がマジいい仕事している。
日本風の味付けじゃないといっても、日本人には口に合いやすい味だと思うんだ。クリーム自体は日本人もなじみがあるし、海産物の料理だから親和性が高いのかも?
もう1回言うよ。
超 美 味 し い
クリームコロッケのアップ。まるでエビフライのような形だけど、クリームコロッケだよ。
いや〜〜〜本当に美味しかった。ベルギーでは常に美味しい物ばかり食べていたけれど、もし一つだけ選べって言われたら、この小エビのクリームコロッケかなあ。日本にいると、世界中の美味しいものが大体食べられると思うけど、このクリームコロッケの味に巡り合うのはなかなか難しそうだ。
余談ですが、エビはオランダ語でスカンピだと思ってスカンピスカンピって言ってたら、コワモテのおじさんに「シュリンプ」と言い直され、はて…?と思っていたのですが、後にスカンピというのは大きい海老のことで、こういう小エビはグルナールとか何とか言うらしいことを知りました。
ほ、ほう…。なるほど。
まあ通じてたし無事小エビのコロッケゲットできたから何だっていいや! だから成長しないのかな? まあいいや!
デザートはチョコレートムース。前も食べてたけど、またもチョコレートムース。ベルギーだからチョコレートが美味しくてチョコレートムース、というセレクトではなく単にチョコレートが好きなだけ。ベルギーで食べたチョコレートムースは、言っちゃなんですが、どこで食べたのもフツーでした。
日本でもっとおいしいのがいくらでもありそう、とも言う。
これにてベルギー旅5日目の活動は終了です。ホテルに帰って(門限に間に合ったので自分で解錠しなくて済んだ)お風呂に入って、リラックスして就寝できました。
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