2018年01月10日

ベルギー旅4日目(7) 神秘の仔羊を満喫したのでいざゲント名物ワーテルゾーイへ

ちょっぴり間が空いてしまいました。

えー、そんな感じでゲントの至宝「神秘の仔羊」を満喫いたしました。私は最前列ともいえる場所でじっくり見学していたのですが、そろそろ部屋を出ようかとふと背後を振り返ると、そこには人・人・人!
私が入室した時には10人かそこらで、多少手狭感はあったもののまあぎゅうぎゅう詰めではなかった。でもじっくり(4、50分くらい…)見まくっている間に、いつの間にか狭い小部屋は通り抜けることもできないくらいの満員御礼になっていたのです。ここは東西線か! でも満員電車に慣れてるからまあ平気。
そこまで人が増えていたのに何故全然気付いていなかったかと言うと、オーディオガイドをしていて周囲の音がシャットアウトされていたことと、多分私やその近辺の人々くらい前列となると、そこに至るまでが人また人の幾重にも連なる壁になっていて、後から入ってきた人がなかなか前に出られなかったからではないか(つまり、前にいすぎたおかげで周囲がそこまで混んでなかった)と思われます。電車の入口周辺が混んでいて奥がガラガラな現象と若干似ている。いや電車の入口周辺が混んでるのはみんな出入りしやすい場所にいたいからだろうけどさ。

とにもかくにも、ふと振り返ると本当にびっくりするくらい人が増えていました。大人気! あの狭い部屋にすし詰め状態なのだから30人以上は余裕でいたね。40人…も、頑張れば、いたかも。まあ、1クラス分以上は余裕でいたよ。50人はいなかったと思う。

最前列で図々しく満喫しまくっていたので、さすがに少し慌てました。隣の人には譲り合っていたけど、自分の背後にまさかこんな人の波ができていたなんて!

ヤバい! と内心焦りまくりながら人波を掻き分けて出口の方へ向かいます。あっ、オモシロ動画兄ちゃんにオーディオガイド返さなきゃ!

えくすきゅーずみーを連呼しながら(でもよく考えたら皆オーディオガイドしてるんだから聞こえないね)ようよう兄ちゃんにオーディオガイドを返却しようとします。その時一緒に、貸与されていた英語の説明書も返そうとしたのですが、傍らにいた見学者のお兄さんにちょいちょい、と手招きされ、説明書を貸してくれとジェスチャされました。
なので説明書はこちらのお兄さんにお渡ししたのですが、このラミネート加工された説明書さえ足りなくなるほどの人数が、この時「神秘の仔羊」部屋に詰め寄せていたのでした。
なおオーディオガイド本体は足りていた模様。

オモシロ動画兄ちゃんはその間も動画を見て「ぐふふ」って言ってて見学者たちに目を向けることは決してないのでした…。いいけどさ・笑

その後は大聖堂内部を見学し、売店へ寄って絵葉書などを購入。ご満悦で聖バーフ大聖堂を後にしたのでした。

ちなみに売店で購入する際、「あなたはラッキーよ」と売店のおねいさんに言われたのですが、私が何故ラッキーなのかは私の極めてつたない英語力では全くもって分かりませんでした。
おねいさんは、私が英語が分からないのでなく単に聞き逃しただけだと思って3回くらい言い直してくれました。

なお、後ろに並んでいたおじさまが「この子英語分からないみたいだよHAHA」とおねいさんに言い(そういう英語はよく聞き取れます)、その場はお開きとなったのでした。別におじさまは感じ悪い風じゃなく、私が困っていたので助け舟を出してくれた模様。何の話か。

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絵葉書は3枚買ってた。もっと買えばよかったなあ。絵葉書はそんなには買わない方なのですが、気に入った絵があるとつい買ってしまう。でもガイドブックに挟みっぱなしにしてしまう…。うっ整理整頓できない性格が…。

さてさて、何はともあれじっくり楽しみましたので、お腹が減りました。というわけでお昼ご飯タイム!

聖バーフ大聖堂近くのブラッスリー、Bridgeへ入りました。事前に調べていたのでなく、適当にぶらぶらして入りやすそうなところに入りました。
でも、食べるものは決まっていた。私はゲントで、どうしても食べたい料理があったのです。

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ゲント名物、ワーテルゾーイです!
クリーム入りの煮込み料理です。元々は魚介の煮込みだったのだそうですが、鶏肉も使われるようになって、私がいただいたのは鶏肉の方のワーテルゾーイでしたね。ニンジンやセロリ、じゃがいもなどの野菜もゴロゴロ入っていて滋養満点って感じ。

これがすっごく美味しい(*'▽')
鶏肉はほろほろだし、クリームはくどくなくて、スープは野菜の出汁もよく出ていて、しっかりした味付けだけど優しい味って感じ。
和風では勿論全然ないんだけど、おふくろさんの味って感じだったよ〜。夢中で食べてしまいました。量、多いんだけどね。美味しいから完食しちゃった。セロリ苦手なんだけど、全くもって平気だった。多分ここで今までの人生におけるセロリ総摂取量をはるかに超えるセロリを食したね。味覚が変わったわけじゃないので、日本に帰ってきたらやっぱセロリ食べられないんだけども……。

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鶏肉。大きい。この大きいのがどすんと2切れ。何グラムあるのかしら。ワーテルゾーイが入っている器も大きくて、ラーメンどんぶりだとしてもかなり大ぶりのラーメンどんぶりで、上げ底ではなかった。相当な大容量!

ワーテルゾーイはどこのお店で食べても提供量が多いという噂を事前に入手していたため、朝飯抜きという万全の態勢で臨んだのですが、完食した後はお腹がはちきれそうでしたね、ほんと…。

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でも食後のコーヒーはいただいた。右下辺りに見切れてるけど、ベルギーでは食後のコーヒーを頼むとちょっとしたお菓子もお茶請けとしてついてくる。

美味しいお昼ご飯でした。大変ご満悦(*´ω`*)
素敵な絵を見て、よく分からんけどラッキーだったらしいし、ご飯も美味しくて、食べ終わるのが残念なくらいで(でもお腹いっぱいでもう食べられない)、こんなにいい思いができるのだからやっぱり私はラッキーなんだなあって思った次第。

ゲント最高だなー!


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posted by 綾瀬 at 22:35| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2018年01月17日

ベルギー旅4日目(8) 満腹からのクリスマスマーケット散策

満腹でいい気分になりましたので、一回ホテルに戻って充電し終わったコンデジを回収し、再びゲントの街をお散歩し始めました。

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建物と建物の間に見えてきましたるは市庁舎です。朝も同じところうろついてましたが。

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フランボワイアン・ゴシック様式方面をうろうろ。

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お昼過ぎくらいだったかと思うので結構人も多い。

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フランボワイアン・ゴシック様式の窓の部分のアップ。また写真傾いてる…。
なんでこんなに写真が傾くのかしら。根性が曲がってるからかしら。

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何枚似たような写真を撮るんだって感じですが、気に入ったらしくこちらの界隈の写真めっちゃいっぱい撮ってる。折角なので載せる。

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フラマン・バロック様式の方へ来てみました。鐘楼にも近く、クリスマスマーケットが開かれています。
手袋とか帽子とか、雑貨の屋台。カナダ製のぬくぬく毛織物の屋台とかもあって、そこはベルギー製じゃないんかい? と思ったんだけど、カナダ製の毛織物とくればかなりもこもこぬくぬくなイメージ…。きっとそのイマジネーションはベルギー人にも共通なのでしょう。故に「カナダ製」が売り物に。

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こちらはチーズの屋台ですね。あとは写真はないけど、蜂蜜や生姜のなんか加工したやつ(なんかってなんだ)、砂糖漬けかなあ? そんな感じのお店もあったり。

他にはやっぱり飲食店が一番多い。ソーセージ(でかい)や、パスタ、ワッフル、その他焼き菓子のお店など。お食事系の屋台には漏れなくビール飲むコーナーがありました。やっぱりお肉焼いてるとねえ、いい匂いがするんだけど、お腹いっぱいでなかなか購入に至らず…。売っている食べ物もひとつひとつが結構大きかったし。

それとよー分からん雑貨の屋台も多かったです。ちょっとしたインテリア小物とか、木彫りのネックレスとか、子供向けのおもちゃとか。なんか日本のお祭りにもありそう。わざわざ今買わなくてもよいのでは? と正直ちょっぴり思っちゃう感じの…。

意外に、クリスマスらしい飾りの屋台なんかは少なかったですね。12月25日を過ぎていたからかもしれませんが。

クリスマスマーケットが年明けも開いているのがベルギーをデスティネーションに選んだ理由の一つだったのですが、よくよく振り返ってみるとクリスマスマーケットでは何も買いませんでした。う〜〜〜む、今思うと蜂蜜とかは買ってもよかったかも。

どうもクリスマスマーケットの写真が少ないな〜。買いもしないのに写真撮りづらかったと思われる…。
もやもやしつつ、写真の奥の方に見えている鐘楼へ向かっててくてくと歩きます。


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posted by 綾瀬 at 23:18| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2018年01月21日

ベルギー旅4日目(9) 貴婦人とビミョーな顔の獅子とドラゴンさんと

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思い切りアオリで撮ってみました。鐘楼に付随している繊維ホールの小塔です。

ゲントの街の鐘楼と繊維ホールは有料で内部を見学することができます。鐘楼が先にあって、繊維ホールは後からつくられたそうですが、いずれも13、4世紀〜15世紀頃に建てられたそうです。鐘楼には立派なカリヨン(鐘)が設置されていて、このカリヨンも構造を間近でじっくり見学することができました。

ま、順を追って、まずは繊維ホールの見学から!

見学者入口の所へ行くと、少し列ができていました。といっても7,8人くらいですぐに自分の番がやって来たのですが。
受付でお金を払い、中へ入るとそこがもう繊維ホールです。
繊維ホール、と言うだけあって、元は毛織物商人たちの会合や取引のためのホールとしてつくられたそう。でも、一時は牢獄としても使われていたとか。

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繊維ホール全体はこんな感じ。木組みの天井が美しい。床の幾何学模様の装飾も美しい。

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細部にはこんなふうに装飾に彩られた紋章や金言?家名??のようなものが描かれています。
落ち着いたペールグリーンの地色がとっても綺麗。

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こういう大きめの絵が描かれている壁面もありました。暖炉の上の部分や、その横の壁とか。
こちらは何か物語の一場面でしょうか。

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全体が分かりづらいけど、ややヒキでこんな感じ。

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順番にまた少しアップで。
さっき写したのと同じけど、物語の一場面のような壁画。光の加減で白く抜けちゃってるけど、背景に描かれているのはやっぱりゲントの街並みだよね。塔や聖堂のような建物の姿が窺えます。

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真ん中部分のアップ。
なんか得も言われぬビミョ〜〜〜〜な面持ちの獅子と、中世風に前髪を頭頂部近くまで剃り上げたヘアスタイルの貴婦人。ライオンさんなんでこんな表情なのでしょ。

わーこの絵は一体何を物語っているのか。すっごく気になる!
ゲントの地に伝わる伝承かなあ。貴婦人が持っている紋章や、獅子が掲げている旗は誰の物なんだろう。
何とも中世らしい中世!って感じの壁画で、貴婦人の描かれ方といい背景の街並みの様子といい、ヒジョーに気になります。
でも残念ながら説明的なものが見つからなかったので、この絵の由来や意味合いは分からずじまいです。
ご存知の方は教えてください。

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ライオンさんたちの隣の壁に描かれていたものです。
う〜んこれは何が書かれているのでしょうか。ラテン語由来の金言…的なものにしては文字が少ない気がするので、鐘楼や繊維ホールの建設・維持に功績のあった名家の家名などでしょうか。
全然分かりません。勘で言ってます。

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そうそう、ゲントの鐘楼のてっぺんには黄金のドラゴン像が鎮座なされているそうです。
ドラゴンはゲントの街の守護獣だそうで、こんなパネルがありました。色んなタイプのドラゴンさんが描かれています。巨大な翼を持つ子、赤くて空を飛んでいる子、舌がぐるんぐるんで九尾の狐ならぬ六尾のドラゴンな子、などなど。なんか漫画チックでコミカルな子も。

鐘楼のてっぺんのドラゴン像は何度か代替わりしているそうで、ゲントの住民の皆さんの思い入れが窺い知れます。なお、初代のドラゴン像は鐘楼内でお会いすることができます(*´ω`*)
ドラゴンって、西洋においては悪の化身として描かれることが多いように思うのですが、ゲントの街のドラゴンはよくよく街の人々に親しまれ、愛されているようで何よりでございます。いっつもやっつけられてばかりで可哀想だもんね、ドラゴン。


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posted by 綾瀬 at 16:23| Comment(0) | 16年12月ベルギー

2018年01月31日

ベルギー旅4日目(10) 武器もあったりして

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武器があったのですよ。繊維ホールに。
とげとげボール。

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とげとげメイス。ネトゲで見たことある。

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こんな感じで格好良く飾られていてですね。

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しかも一面だけでなく、二面はあった。
ネトゲで見たことある(また言った)武器がいっぱいだね! メイス、クロスボウ、バトルアックス、バスタードソード…。

やっぱり武器ってかっこいいなあ! と、見ていて思うのです。
中二心をくすぐられるだけかもしれないが気にしない。
あと、当たると痛そう(痛いじゃすまない)。

実際、こんな武器をぶんぶん振り回して戦っていたのかと思うと、ああ痛そう。グロイ。うえぇ。みたいな気持ちにはなるんだけど、飾られている武器って洋物も和物も本当に素敵。美しいな〜って思うのは日本の武器の方ですけれど。西洋の武器は、特にとげとげメイスとかそういうのは、何ていうか本当に、グロい。それしか言うことないのかって感じですが。

平和な時代で何よりでございます。

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これは繊維ホールの奥の方から入口に向かって撮った写真です。ちょっと分かりづらいかもしれませんが、窓が並んでいます。向かって左側の面が少しは分かりやすいかな。この窓が、超絶可愛い!

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うーむ、光がふんだんに入り込み、そのおかげで室内も明るいわけですが、反射しちゃってよー分からん。光の加減が綺麗は綺麗だけど。

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なので暗いところの写真も(これはこれで暗すぎて窓以外の部分が分かりづらいけど)。
ステンドグラスの赤い縁取りの色合いが超プリティ!! このプリティな窓の向こう側に古都の風景が見えるとか超最高じゃん。
鎧戸的なものは内側に向かって設えられていますね。

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屋根と壁を支える石造りの梁。内部も全部石なのかなあ。中は木造なのかなあ。天井は木造っぽいし。

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こんな感じで、ドアの上部に紋章が描かれているところがありました。

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うーんかっこいい。でも、何の意匠かなあ。
王冠、はいいとして。クロスする2本の…木の枝???と、周囲を舞っている筋斗雲のような(……)ものと、綺麗に結ばれた房飾り。
私には紋章学の知識はこれっぽっちもなく、紋章どころか家紋の知識さえありませんが、意味が読み解けたらさぞや面白いだろうなあと思います。今から勉強するにはなかなか難しいと思いますが……。

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格好いい暖炉がありました。
こちらにもふんだんに描かれている紋章たち!
真ん中のは獅子のモチーフでしょうか。頭巾をして頭を隠しているのかな。緑色のマントみたいなのが広がっているけれど。
向かって左のは、なんだ、全然分からん!ケープだかマントだかっぽいものを羽織り、坊さんの被るような被り物をした首から上だけの人物(?)のように見えます。ドラクエあたりにモンスターとして出てきても違和感ない。で、この彼は、首から下には獅子の意匠の紋章をぶら下げていますね。
向かって右側はオーソドックスな獅子のモチーフの紋章でしょうか。獅子がお洒落してて格好いい。

暖炉はかなり大きくて、火を焚いたらば燃料代すごくかかりそうかなり暖かくなりそうと思いました。
暖炉もこのひとつだけでなく、複数あったかと記憶しています。ホール自体も大きく、立派な造りで、装飾も美しかったです。これだけのホールを作り、維持し、活用できたというだけでゲントが中世いかに繁栄していたかがつくづく偲ばれます。

私だったら、仮にこのサイズの暖炉があったとしても、燃料代を捻出できずにノー暖房のまま極寒の玄冬を迎えることでしょう。ベルギーでノー暖房とか凍死の危機です。

繊維ホールは見どころが沢山あって、お洒落で格好良かったです。
天井が木組みなのも落ち着いていてお気に入り。
でもみんな、速攻塔の方にのぼって行ってしまって、ホールを見学している人はあんまりいませんでした。
勿体ないと思う貧乏性であります。


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posted by 綾瀬 at 21:24| Comment(0) | 16年12月ベルギー